『あふりかくじらの自由時間』

南アフリカ・ボツワナの作家「ベッシー・ヘッド」の紹介をライフワークにしています。アフリカのこと、ベリーダンスのこと、日々のこと、旅のことなどを綴っています。

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Hitomi Yokoyama / Amelia / あふりかくじら
南アフリカ・ボツワナの作家「ベッシー・ヘッド」の紹介をライフワークにしています。
詳しくは⇒ 『【BHの命日35年に寄せて】セロウェの夜明け〜作家ベッシー・ヘッドと出会ってから今までのこと』

■国際協力コンサルタント
ベリーダンサーAmelia
■著書『セロウェの夜明け、鳥の声を聴いた』
『Rupurara Moonアフリカンビーズ&クラフト』
メインサイト『あふりかくじらの自由時間』

旅に出る理由は、誰かに会いに行くことだと言うひとがいる。その土地に会うべき知り合いがいるから行くのだと。それを聞いて、実に新鮮だと思った記憶がある。自分は何のために旅に出るのかを考えてみた。この9月には、しばらくぶりに旅らしい旅をした。仙台に高齢の祖母がい
『土地に出会う旅なのか、過去の自分のかけらを見つけるのか』の画像

昔から、ローカル線で行くスローな日本国内の旅に憧れがあった。一両か二両だけの列車で、時間をかけて田舎を行く鉄道旅だ。なんでも、秋田県と青森県に渡り日本海沿岸を走る五能線というのはそんなイメージにぴったりのローカル線で、かつ日本有数の絶景路線だという話で、
『【秋田・青森】念願の五能線の旅。雨雲の行方と旅の道連れ』の画像

心の中に住みついている夢とも現実ともつかないような風景。心象風景と言ってしまうと、誰かに作られた言葉にあっさりと閉じ込められて実際の感触から離れるように感じてしまうのだが、それはもっと現実のそばにあって、でもつかみどころない色合いのような気配とでもいうべ
『【ボツワナ】滑らかな水面を夕陽に向かってすべりゆく日〜オカバンゴデルタへ』の画像

「お休み」に入ってから文章を書くことがほぼなかった。いつも大量生産マシンのごとく書き続ける自分に、今の今までそんな時期はなかったんだと思う。そんな「お休み」がひと月半以上続き、完全に休みにしていたのがうまく働いたのだろうか。静かなマインドの中にぽつんとし
『あのひとに会いに波浮港(はぶみなと)へ行った』の画像

動画を撮って編集して形にするのが楽しくて、出張先ではありますがちょこちょこと移動時間や隙間時間に撮りためていたものを編集してアップしています。これだけ見るとただの気楽な旅動画みたいだけれど、実際はそれほど時間もないので満足にゆっくりはできていません。でも
『【YouTube】ボスニア・ヘルツェゴビナ、北マケドニア、旅動画』の画像

(出張過去旅メモの続き)2022年5月。初めてのモンテネグロ、ポドゴリツァ。モンテネグロは小さな国だが、海沿いには風情ある古くてこじんまりとした魅力溢れる街がいくつもある。出発前はネットで写真を眺めてはうっとりしていたのだが、そこはもちろん仕事の出張。スケジュ
『【モンテネグロ】ポドゴリツァのタイマッサージ』の画像

北マケドニアといえば、オフリド湖でしょう。という話を人から聞いていたわたしは、ネットで検索したオフリド湖の美しい写真を眺めては、果たしてここへ行ける日は来るのだろうかと考えていた。当然なのだけれど、西バルカン諸国への訪問は仕事の出張なので、特別な機会でも
『【北マケドニア】誰かと旅する時間〜オフリド湖の深淵な滑らかさと霞むアルバニア』の画像

北マケドニアである人と交わした噛み合わない会話について、まだどこにも書いていない。むしろいちばん大切なことは実は書かないことが多いのだけれど、北マケドニアのことについては嫌な気持ちが先行してしまい書こうとも思っていなかった。でも、心の中に割り切れない苦い
『【北マケドニア】スコピエで愛とRelationshipについて考えた』の画像

5月14日(土)車がサラエボに到着する。オールドタウンに入ると、途端にその独特の雰囲気に飲み込まれてしまった。車も通れない細い小道、小さな建物たち。モスクのミナレット。そこは、サラエボの他の地域ともまるで雰囲気が違う異国のようでもあった。まるで小さなトルコの
『【ボスニア・ヘルツェゴビナ】ふと現れる物語の小道〜サラエボのオールド・タウン』の画像

しばらく間が空いてしまったのだが、西バルカンから帰国して二週間あまり。その後は、御多分に洩れず他案件やさまざまな雑事に奔走し、体力的に持たずにばてたり何だりしていたわけだが。でも、前記事で書いた通り、1ヶ月余りの出張でいただいたものが確実に心に積み重なって
『【ボスニア・ヘルツェゴビナ】アイデンティティはどこにある?セルビア人とスルプスカ共和国バニャルカ』の画像

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