一日過ぎてしまいましたが、昨日は作家ベッシー・ヘッドのお誕生日。1937年7月6日、南アフリカのピーターマリッツブルグの精神病院で生まれたベッシー・アメリア・ヘッド。1986年に48歳で亡くなってしまい、わたしは会うことがなかった。でも、大学生の時から今までずっとわ
ベッシー・ヘッド
【ボスニア・ヘルツェゴビナ】アイデンティティはどこにある?セルビア人とスルプスカ共和国バニャルカ
しばらく間が空いてしまったのだが、西バルカンから帰国して二週間あまり。その後は、御多分に洩れず他案件やさまざまな雑事に奔走し、体力的に持たずにばてたり何だりしていたわけだが。でも、前記事で書いた通り、1ヶ月余りの出張でいただいたものが確実に心に積み重なって
太陽が夜明けから夕暮れまで〜note『雨雲のタイプライター』
とくに切りのいい数字でもないのですが、作家ベッシー・ヘッドの作品のほんの一節ずつを紹介しているnoteマガジン『雨雲のタイプライター』が28本目となりましたので、自分頑張ったかなと思いご紹介したいと思います。更新計画を立ててあるわけでもなく、そのとき心に響いて
セロウェでハワード・ヘッドにインタビューした音源が発見される〜今日はBH36年の命日
作家ベッシー・ヘッドの資料の中には、彼女のインタビュー音源もいくつか残されている。ベッシーの声は、かなり柔らかく優しく高いトーンで、しかも非常に可愛らしい喋り方なのだけれど、ときどき強い感情が見え隠れしてオーラが感じられる。(いつか公開するかもしれないけ
昔は、翻訳出版ができる日まで何かを発信するなんて思いつかなかった
もう十数年通っているお馴染みの喫茶店がある。ここへ行くと、誰かしらとお話してとても豊かな時間を過ごすことがほとんどだ。今日、わたしのツイートを見てくださっている方が、ベッシー・ヘッド作品のタイトルの訳し方がいいと言ってくれた。ツイートで、ときどき「今日の
ベッシー・アメリア・ヘッドはどれほど愛されている作家か
少し早いのだけれど、今年はこんな記事を書いておきたいと思う。4月17日は南アフリカ出身の作家ベッシー・アメリア・ヘッドの36回目の命日にあたる。1986年に亡命先のボツワナはセロウェ村にて、48歳の若さで肝炎で突然亡くなった。人種主義政策が厳しくなりつつあった南アフ
21年前の修士論文〜ベッシー・ヘッド研究者としての自分に再会した
連休中、両親宅へ。行く度にクローゼットで自分の古い荷物を少しずつ整理することにしているので、今回書類の整理の続きを行う。学生時代の古い書類からまだまだ山積みになっているものを掘り進めていくと、過去の自分が作成した大量のベッシー・ヘッド関連の資料が出てきた
ベッシー・ヘッド:人を愛する作家、濃く深い水の色
作家ベッシー・ヘッドの作品の翻訳全文チェック作業のペースを速めている。訳文は全部あるのだが、もう何度も本当に全部を訳しなおしている。この作家の比較的初期の作品を訳しているのだが、彼女の良く知られている名作の中でもかなりわかりやすくプロットがシンプルなこの
【セルビア】クリニック行った&【翻訳進捗】今日のメモ
毎日ホテル隔離が継続し、朝ごはんをデリバリーしてもらっているわたし(レストラン出禁)です。今日は、クリニックに行きました。体調はもうずいぶん回復していて咳が残るくらいなのですが、仕事で来ているもので医師のtreatmentを受けたという事実も必要だし、何なら咳止め
ベッシー・ヘッド翻訳出版をする(出張先でも作業している進捗)
わたしは、南アフリカ出身の作家ベッシー・ヘッドの作品の日本語訳を出版するべく、長年作業をしております。また、同時に多くの皆様に作家ベッシー・ヘッドのことを知っていただき、その作品を通して何かを得てほしいなと願い、ずっとそれをライフワークとしています。コン