コンサルお仕事が超ピークに突入しておりますが、心は静か、マインドはあれこれ思い巡らせてヘビーだけどわりと楽しいシーズンなのであります。そんな中、まだ書いていなかったのでこの本についてメモ。書きたいブログ記事が追いつきませんが、ポレポレです==先月のタイ・
ブックシェルフ
紛争地の人々の声を伝える『紛争地の看護師』白川優子氏
夢中になって読んでしまった。誰かの進んできた道、選んできた道、思い悩んできたこと、目にしてきた風景。そういう文章がとても好きだ。リアリティがあって、魅力がある。紛争地の看護師 [単行本]白川 優子小学館2018-07-06「国境なき医師団」の看護師として、紛争地で傷つ
あの日セロウェでお会いした判事の記憶『隠された悲鳴』Unity Dow
ボツワナの外務国際協力大臣ユニティ・ダウ(Unity Dow)の小説『隠された悲鳴』(The Screaming of the Innocent)の邦訳版を読了。一気に読んでしまった。この人のことを知ったのは、2007年のことだった。ボツワナで、作家ベッシー・ヘッドの生誕70年記念で様々なイベントがあ
昔の自分とこれからのスペース『大丈夫!実家は片づけられます』
わたしが大好きなブロガーのcoyukiさん。12月に出た彼女の新しい本、とても良かった。大丈夫! 実家は片づけられます [単行本(ソフトカバー)]coyuki主婦の友社2019-12-06coyukiさんは整理収納アドバイザーですが、ご実家の一大片づけに2年もかけて取り組まれたその内容が丁
1かゼロかではない ぶれない第三の道『Third Way(サードウェイ)第3の道の作り方』山口絵里子さん
マザーハウスのチーフデザイナー兼代表の山口絵里子さんのご著書。Third Way(サードウェイ) 第3の道のつくり方 (ハフポストブックス) [単行本(ソフトカバー)]山口 絵理子ディスカヴァー・トゥエンティワン2019-08-13彼女のぶれない芯の強さと優しさにはいつも心を動かすパ
重く美しい文章に刻まれたルワンダの記憶『神(イマーナ)の影』
また本を読んで泣いた。朝ドトールで。涙が止まらなくなる。『神(イマーナ)の影』は、ルワンダのジェノサイド(虐殺)の記憶をたどるコートジボワールの作家ヴェロニク・タジョの作品。神(イマーナ)の影 [単行本]タジョ ヴェロニクエディション・エフ2019-10-25ルワンダの
『未来をつくる図書館』
ニューヨーク公共図書館の映画を結局まだ見ていないのだけれどこちらの本はやっと読了。出版されたのが2003年なので情報自体は古いのだと思うけれど、この時期にすでに多用なデータベースが整備され、たとえば就職支援など、多くの活動が行われてたり、わくわくすることがた
「独裁者」の中の英雄の面影『堕ちた英雄「独裁者」ムガベの37年』
体調も優れない土曜日、予約していた本(待ちわびていた)が届いたので一気に読了してしまった。充実した昼寝を挟みつつ朝日新聞ヨハネスブルグ支局 石原氏の著書堕ちた英雄 「独裁者」ムガベの37年 (集英社新書) [新書]石原 孝集英社2019-10-17ムガベ前大統領。ほんのしばら
「風をつかまえた少年」
台風の被害が甚大で、本当に自然災害の物凄さを物語っています。自分にできることはいま、募金と情報シェアくらいだけれど。災害の多いこの日本。真剣にとらえていかないといけませんね。====今年公開された映画の方を先に観てしまったのですが、その作品のもととなった
リアルなアフリカ大陸の中国ダイナミズム『中国第二の大陸アフリカ』by Howard French
アメリカ人ジャーナリストでありコロンビア大学ジャーナリズム大学院准教授(同書による)のハワード・フレンチ氏の大作『中国第二の大陸アフリカ』ジャーナリストらしい視点と、小売り商から一大事業を成功させた起業家まで多くのひとへアプローチしてディープな話を描いた