京都に数日間滞在しました。
2025年5月の『雨雲の集まるとき』刊行してから初めてでしたので、この大切なベッシー・ヘッド作品のご紹介を兼ねて何軒かの書店様にお伺いし、色んな方とお話をする貴重な機会となりました。
京都では、大手の丸善様を始め、いくつかの書店様で『雨雲の集まるとき』をお取り扱いいただいており、買ってくださったお客様の素敵なご感想もいただき本当にありがたいです。
ベッシー・ヘッドさんの力を感じます。
いくつか行ってみたかった書店様や、ちょうど大垣書店イオンモール店で開催されていた「会いに行ける出版社フェス」にもお伺いできました。
雨雲出版は、1968年ベッシー・ヘッドさんが発表した『雨雲の集まるとき』の出版をきっかけに設立されて、まだこのワンタイトルのみ。
書店様や上記の出版社イベントでお会いする皆様とは興味深いお話をできました。
皆様、本をお客様にお届けするということについては同志のようなもの。
わたしのような、商業出版として本を出すのが初めての者に、親切に色んなことを教えてくださり貴重な時間になりました。
本を販売するという視点でみると、無数の新刊が日々出される中で、大手出版社やよっぽどの著名な翻訳家などでなければ、どんどん埋もれていってしまうでしょう。
ただ、ベッシー・ヘッド研究者としてコンテンツの魅力を伝えていく責務は自分にあるのだと思っています。この唯一無二の作品は、単なる「新刊本」や「アフリカ文学」ましてや「海外文学」などというカテゴリーで語れるものではありません。
ベッシー・ヘッドの、他の作品でもないこの作品自体の魅力を、ここに描かれている幅広いテーマ(農業、開発、独立期のアフリカの歴史、政治、ジェンダー)の切り口から、誰かの心に響くように伝えることができるはず。
「本を売る」ではなく「この素晴らしい作品を個人の心にお届けする」という意識でやっています。
書店様は、それぞれの魅力があり、哲学やこだわりがあって営業されています。
そのお話に耳を傾け、興味を持つことで、良い関係性が築ければ最高です。
書店営業は、数撃てば当たる的な発想でいきたくもなりますが、それでは信頼関係が築けないし、良い本をお届けするという目的からずれていってしまう。そう思って丁寧に進めるようにしています。
対話を生み出し共感を持っていくことが、本という人生の宝物を個々人にお届けするために大切なことなのだろうと思っています。そして、ベッシー・ヘッドさんの願いなのではないかとも思っています。
こちらからご注文いただくと特典冊子付です

こちらは一乗寺ブックアパートメント様。リピートでオーターいただいています。感謝です。

こもれび書店様

こちらは、丸善京都本店様。面陳と平積みの両方!たくさん置いていただいています。


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『雨雲の集まるとき』刊行記念展 (2025年7月24日〜8月4日)開催
2025年5月の『雨雲の集まるとき』刊行してから初めてでしたので、この大切なベッシー・ヘッド作品のご紹介を兼ねて何軒かの書店様にお伺いし、色んな方とお話をする貴重な機会となりました。
京都では、大手の丸善様を始め、いくつかの書店様で『雨雲の集まるとき』をお取り扱いいただいており、買ってくださったお客様の素敵なご感想もいただき本当にありがたいです。
ベッシー・ヘッドさんの力を感じます。
いくつか行ってみたかった書店様や、ちょうど大垣書店イオンモール店で開催されていた「会いに行ける出版社フェス」にもお伺いできました。
雨雲出版は、1968年ベッシー・ヘッドさんが発表した『雨雲の集まるとき』の出版をきっかけに設立されて、まだこのワンタイトルのみ。
書店様や上記の出版社イベントでお会いする皆様とは興味深いお話をできました。
皆様、本をお客様にお届けするということについては同志のようなもの。
わたしのような、商業出版として本を出すのが初めての者に、親切に色んなことを教えてくださり貴重な時間になりました。
本を販売するという視点でみると、無数の新刊が日々出される中で、大手出版社やよっぽどの著名な翻訳家などでなければ、どんどん埋もれていってしまうでしょう。
ただ、ベッシー・ヘッド研究者としてコンテンツの魅力を伝えていく責務は自分にあるのだと思っています。この唯一無二の作品は、単なる「新刊本」や「アフリカ文学」ましてや「海外文学」などというカテゴリーで語れるものではありません。
ベッシー・ヘッドの、他の作品でもないこの作品自体の魅力を、ここに描かれている幅広いテーマ(農業、開発、独立期のアフリカの歴史、政治、ジェンダー)の切り口から、誰かの心に響くように伝えることができるはず。
「本を売る」ではなく「この素晴らしい作品を個人の心にお届けする」という意識でやっています。
書店様は、それぞれの魅力があり、哲学やこだわりがあって営業されています。
そのお話に耳を傾け、興味を持つことで、良い関係性が築ければ最高です。
書店営業は、数撃てば当たる的な発想でいきたくもなりますが、それでは信頼関係が築けないし、良い本をお届けするという目的からずれていってしまう。そう思って丁寧に進めるようにしています。
対話を生み出し共感を持っていくことが、本という人生の宝物を個々人にお届けするために大切なことなのだろうと思っています。そして、ベッシー・ヘッドさんの願いなのではないかとも思っています。
こちらからご注文いただくと特典冊子付です

こちらは一乗寺ブックアパートメント様。リピートでオーターいただいています。感謝です。

こもれび書店様

こちらは、丸善京都本店様。面陳と平積みの両方!たくさん置いていただいています。


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『雨雲の集まるとき』刊行記念展 (2025年7月24日〜8月4日)開催
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