大事にしまい込みすぎて長年行方不明だった昔の写真を先日ようやく発掘した。
フィルムの写真で、ネガはもうどこだかわからないけれど、とりあえずプリントされている現存の写真をスマホアプリでスキャンしてみた。

25年もほったらかしていました。

当時はたくさんフィルムを持って旅に出ていたなぁ。

でも、残念ながらボツワナと南アにいるとき大学生のわたしは自分の写真を撮っていない。
見事に一枚もない。

いま手元にある写真の一部だけブログにアップしておく。
すべて、1998年9月〜11月にボツワナと南アフリカで撮影したものです。

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カーマ・メモリアルミュージアム。ボツワナ中部のセロウェ村にある。
セロウェは村というかけっこう大きな町になっている。
伝統的首長一族カーマ家に関する貴重な資料のほか、作家ベッシー・ヘッドの資料が管理されている。

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ミュージアムのメインエントランス。資料は別館にある。
ミュージアム内には、ベッシー・ヘッドコーナーがあり、タイプライターをはじめとした縁の品がてんじされ、ベッドルームが再現されている。(写真どこかへいってしまった)

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ベッシー・ヘッドのアーカイブのコピー。
貴重なオリジナルは別の部屋に保管され、研究者はボツワナ政府の許可証をもらえばコピーを閲覧できる。複写することも可能。

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ベッシー・ヘッドの原稿の一部。
このノートやメモ帳、アドレス帳にもぎっしり書かれていた。ノートは全部コピーを取ることは物理的に難しくて、当時フィルムのカメラでこの写真だけ撮った。
再訪したらこの資料をもっとじっくり見たい。
もしかして、秘密の日記だったらどうしよう。

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ベッシーの使っていたらしい小銭入れ。何気に小物も少し残されている。
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ミュージアムには研究者が宿泊できるハットがある。伝統的な小屋だがきれいにしてあった。
大学生当時、わたしはここに泊まった。
(2007年再訪時はセロウェホテルに宿泊)

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左が、キッチンなど水回り。トイレ、シャワーもある。
真ん中はたぶんわたしの洗濯ものだと思う。
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ハットの中。ベッドが二つ。デスクやチェアもあって十分だった。
敷地内なら資料を持ち出すことができたので、箱を持ち込んでいる。

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ミュージアム別館(といっても小さな事務所)での作業風景。
大学生のわたしは一つずつ手書きで目録を作り、奥のポンコツコピー機で数枚に一回紙詰まりをおこしながら大量コピーした。グッジョブ。

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ベッシーの息子のハワード・ヘッド。
彼はわたしをベッシーの家(当時ハワードが住んでいた)やお墓などに連れて行ってくれて、たくさん話をしてくれた。
世界中から研究者が来るが、ここまでしてくれることはあまりないそうだ。
ハワードは2010年に48歳で亡くなった。

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ハワードの家。これベッシーのデスクなのかな、と思って写真を撮る。
でも他人の家だから悪いなと思ってあまり写真撮らなかった記憶。

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でもキッチンは撮った。料理上手のベッシーをこのキッチンで撮影した写真がある。(ただいまわたしのPC内で行方不明)

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ベッシー・ヘッドの家。
最初の長編小説『When Rain Clouds Gather』(雨雲のあつまるとき)が出版されてから建てたもの。
この建物の名前はRain Clouds「雨雲」

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ベッシー・ヘッドのお墓
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ハワード
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Courage, Selflesness and Love conquers all

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首都ハボロネのボツワナ大学。ここでお世話になった。
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こちらは南アフリカのダーバン郊外。
ベッシーが13歳から暮らしたセント・モニカ。
カラードの孤児の女児がほとんど。

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初めて見たヨハネスブルグの夕陽
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ヨハネスブルグの風景

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こちらもヨハネスブルグの風景
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喜望峰まで行った
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喜望峰
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25年前の写真はだいたいここまで。

現在わたしは、コンサルタントのお仕事をお休みしているのだけれど、あれこれ進めていることがあります。適宜ブログにアップしていきたいと思うので、見ていただけると嬉しいです。
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ベッシー・ヘッドアーカイブに関する動画ぜひ観てください。貴重な中身がわかります



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『雨雲ラジオ』では日々、日常のこと、ベッシー・ヘッドのこと、アフリカのことなどゆるりと話しています。聴いていただけたらうれしいです



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南アフリカの作家ベッシー・ヘッド(1937-1986)の紹介をライフワークとしています。
(詳しくはこちら)

■作品の翻訳出版に向けて奔走しています。
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note「ベッシー・ヘッドとアフリカと」
note「雨雲のタイプライター|ベッシー・ヘッドの言葉たち」

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