雰囲気ある可愛らしいイラスト、柔らかでカジュアルな文体。
それぞれの人に対する著者の愛情も見えて、一緒にお茶を飲んで話を聞いている気持ちになった。

ただ、書かれている内容は非常に複雑で、ときにかなりヘビーだ。
日本に外国の人として暮らすのは、苦労も多いと思う。

この本は、その意味でも優しいイラストを交えながら親しみやすいように工夫されているからこそ、各人の人生の物語が色濃く迫ってきて頭の中にずっとリピートされる。

東ティモール、ミャンマー、コンゴ民、そして南アフリカ。
それ以外の人たちも壮絶な人生ドラマだし、まだそれが当然続いている。

もっと多くの日本の人がいろんな国の人と知り合い身近に感じてもらえるような機会がもっとあればいいと思う。

個人の話を知ることによって、ようやくそれが生きた情報となって人の心に届くのだと思う。
ニュースなんかじゃない。
そこに生きているのは人間なのだから。


日本に住んでる世界のひと
金井真紀
大和書房
2022-11-19



この本のいちばん最初は北マケドニアのひとだ。

北マケドニアは仕事で縁があり、去年は3週間ほど滞在した。
その期間だけでも、旧ユーゴスラビアである地域の複雑さを垣間見て、いろんな個人の話を聞いて考えた。

この本は、日本に暮らしていることで、忘れていることに気づかせてくれる。


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南アフリカの作家ベッシー・ヘッド(1937-1986)の紹介をライフワークとしています。
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