ひとは本当に、頭の中で考えを巡らせ続けるのが得意だ。

それは多くの場合、自分自身の脳が勝手に生み出したものだったりするから厄介である。

まだ起きてもいない未来への不安。
相手が言っていないことへの勝手な妄想。
それに紐づく怒り。
仕事への強迫観念のようなプレッシャー。


実際にふたを開けて冷静に考えてみれば、実は自分自身で驚くほど勝手なストーリーをせっせとこさえて自分の心と体を頭を苦しめ続けていた。なんてことがあるのではないだろうか。



まずは、自分自身の心に「あれ、つらくないですか?」と問いかけることって、ものすごく大切。
本当に大切。
ていうか大切。

だって、ひとの頭というのは、自分自身でこさえた物語をどんどん強化してますます自分自身を苦しめるところに持っていくようにプログラミングされているから。

その妄想物語に他人まで巻き込んで、怒りやら何やらでぐちゃぐちゃになったとき、心も体も病みます。

実際に起きてもいないことで。



まず、気づいてあげるだけでいい。


わたしは2017年からHead Spaceというアプリを使ってメディテーションを毎日やっていて、もう正確な数はわからないけれど2000セッションは越えたと思う。

メディテーションって技術というよりも「練習」なのだ。

マインドが作り出した嵐の雲の上には、ちゃんと青空が広がっているということに気づく。

今日のストレス軽減セッション(30日間プログラム)でいただいた言葉をこっそり置いておく。




Once we start wanting to overcome emotion, we become resistant and the emotion only intensifies.
感情を克服したいと思い始めたら、抵抗感が生まれ、感情は強まるばかりです。



↑Head Spaceはここ

メディテーションって、言葉で表面的なことは説明できたとしても、実際は個人的な体験や練習の世界だから、他人にはなかなか伝えられるものではないのだけれど、ちょっとしたヒントがあればそれを自ら実践してみることで何か開けてくるかもしれないと思う。

もし今、色んなことで心がストレスフルになっていたり、体に支障が出たりしているのなら、その抵抗感を止めようと頑張らないこと。

誰かの何かのヒントになればいいかなと思って、たまにはメディテーションのことを書いています。




↑今は更新していないけれど、私自身の気づきを書いたマガジンです。



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南アフリカの作家ベッシー・ヘッド(1937-1986)の紹介をライフワークとしています。
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