帰国して一週間経ちました。
一ヶ月コロナ陽性が続いて多くのストレスもあった日々でしたが、ようやくセルビアから帰国したのが3月5日。
色々あって心身ともにすっかり落ちておりましたが、数日経って今は元気になりました。
しばらくはSNSもブログも何も更新する心の余裕がなかったので、ちゃんと帰れたのかしらと心配してくださった方もいたのでは。ひとつずつ目の前の問題を片付けながら、ようやく何かを書く気持ちになれました。
今回の出張は新しい案件の最初の出張。
38日間で3カ国を回る予定でした。
このブログでも経緯を書いていますが、2月4日に隣国へ移動するためのPCR検査を受けて陽性になってから、もちろん移動は中止、ホテルでの完全隔離(一歩も部屋を出られない)、その後出張そのものの中止につながってしまいました。
中止と言っても、もちろんPCRで陰性にならなければ国そのものを出られません。だからセルビアのホテルにずっといることに。
PCR検査は、コロナに罹っている状態でなくてもウイルスの死骸などに反応して陽性が出続けるようです。
長いケースでは二ヶ月など続くひともいるらしく、気が遠くなりそうでした。
結局わたしは、一ヶ月後の3月3日になってようやく陰性に。
何とセルビアで受けた検査は6回になってしまいました。
38日で3カ国の予定だった出張は、セルビアのみ46日間に。
しかも、後半は療養扱いだったので仕事ではなく、ほとんどホテルのみ。
部屋から出られずレストランも禁止、もちろんルームメイクもしてもらえない日々はなかなかにストレスフルでした。
日々、ルームサービスかデリバリーです。
何かが起きたとき、周囲の人の優しさや温かさが身に沁みますね。
仕事関係の皆さんはもちろん、ホテルの皆さん、友人など、温かい気持ちをいただき本当にありがたいなと思いました。
弱っているときに助けてくれるひとって、本当に大切だなと感じます。
感謝しかないです。
長々と書くのはやめますけど、少し熱が出てきつかったときは、絶対生きてやる!と思ったし、人生の中で何がやりたいのかについて考えました。
本当に大切なことって、とてもシンプルなんですよね。
もちろん家族がいちばん大切です。
それから、自分自身の人生でいえば、思い浮かんだのはベッシー・ヘッド作品を翻訳出版するということ。まず、これをやらずに死んでなるものかと思いました。
実際症状は軽かったし、発熱も大したことなかったのでご心配なく。
そして、朦朧とした意識の中で浮かんできたのは、初めてボツワナに行った1998年、セロウェ村のカーマ・メモリアル・ミュージアムの宿泊用ハット(小屋です)に一人で座っている大学生の頃の自分の姿でした。
自分にとって大切なのでしょうね。
やはり、今後の人生で作家ベッシー・ヘッド関連活動をボツワナや世界中のベッシー関係者・研究者の皆様とやりながら、自分の文章を書いていきたい。
すごくシンプルです。
この隔離の時間は、仕事のプレッシャーはもちろん生活上も大きなストレスでしたが、セルビアという魅力的な国に滞在できたということで、心が研ぎ澄まされた豊かな時間でもありました。
ベッシー・ヘッド作品の翻訳にも少しずつでしたが、触れていました。
なんて贅沢な時間なんだろうなと心から思いました。
仕事は一ヶ月遅れです。
やるべきことをいっぺんに考えると気絶しそうなので、ひとつずつ前向きに「ふんふん♪」と課題に取り組みながら調子を戻していきたいと思っています。
心が洗われてすっきりしたような気もする。病気ってそういう面もあるのかもしれません。
自分の人生で何が大切なのか。
何を手放すのか。
そういうことが、とてもシンプルでクリアになりました。
この二つに関しては、改めて書くことにします。
セルビアはとても素敵な国です。
ベオグラードに暮らしたら、どうするかな〜という妄想ばかりしていました。
ということで。
とにかく、無事に帰りました。
多くの方に、たくさんお世話になりました。
温かい言葉もいただきました。
本当に感謝しています。
今後、まだ何度もセルビアや西バルカンの国々を訪れる予定ですが、またその機会を楽しんでいきたいなと思います。

セルビアに感謝です。

一月に日本を発ちましたが、帰国したら春でした。
南アフリカの作家ベッシー・ヘッド(1937-1986)の紹介をライフワークとしています。
(詳しくはこちら)
■作品の翻訳出版に向けて奔走しています。
■作家ベッシー・ヘッドについてnoteで発信しています。
⇒ note「ベッシー・ヘッドとアフリカと」
⇒ note「雨雲のタイプライター|ベッシー・ヘッドの言葉たち」
==
■ Amelia Oriental Dance (Facebookpage)
■ 『心と身体を温めるリラックス・ベリーダンス』
■ Rupurara Moonアフリカンビーズ&クラフト



↓更新通知が届きます

一ヶ月コロナ陽性が続いて多くのストレスもあった日々でしたが、ようやくセルビアから帰国したのが3月5日。
色々あって心身ともにすっかり落ちておりましたが、数日経って今は元気になりました。
しばらくはSNSもブログも何も更新する心の余裕がなかったので、ちゃんと帰れたのかしらと心配してくださった方もいたのでは。ひとつずつ目の前の問題を片付けながら、ようやく何かを書く気持ちになれました。
今回の出張は新しい案件の最初の出張。
38日間で3カ国を回る予定でした。
このブログでも経緯を書いていますが、2月4日に隣国へ移動するためのPCR検査を受けて陽性になってから、もちろん移動は中止、ホテルでの完全隔離(一歩も部屋を出られない)、その後出張そのものの中止につながってしまいました。
中止と言っても、もちろんPCRで陰性にならなければ国そのものを出られません。だからセルビアのホテルにずっといることに。
PCR検査は、コロナに罹っている状態でなくてもウイルスの死骸などに反応して陽性が出続けるようです。
長いケースでは二ヶ月など続くひともいるらしく、気が遠くなりそうでした。
結局わたしは、一ヶ月後の3月3日になってようやく陰性に。
何とセルビアで受けた検査は6回になってしまいました。
38日で3カ国の予定だった出張は、セルビアのみ46日間に。
しかも、後半は療養扱いだったので仕事ではなく、ほとんどホテルのみ。
部屋から出られずレストランも禁止、もちろんルームメイクもしてもらえない日々はなかなかにストレスフルでした。
日々、ルームサービスかデリバリーです。
何かが起きたとき、周囲の人の優しさや温かさが身に沁みますね。
仕事関係の皆さんはもちろん、ホテルの皆さん、友人など、温かい気持ちをいただき本当にありがたいなと思いました。
弱っているときに助けてくれるひとって、本当に大切だなと感じます。
感謝しかないです。
長々と書くのはやめますけど、少し熱が出てきつかったときは、絶対生きてやる!と思ったし、人生の中で何がやりたいのかについて考えました。
本当に大切なことって、とてもシンプルなんですよね。
もちろん家族がいちばん大切です。
それから、自分自身の人生でいえば、思い浮かんだのはベッシー・ヘッド作品を翻訳出版するということ。まず、これをやらずに死んでなるものかと思いました。
実際症状は軽かったし、発熱も大したことなかったのでご心配なく。
そして、朦朧とした意識の中で浮かんできたのは、初めてボツワナに行った1998年、セロウェ村のカーマ・メモリアル・ミュージアムの宿泊用ハット(小屋です)に一人で座っている大学生の頃の自分の姿でした。
自分にとって大切なのでしょうね。
やはり、今後の人生で作家ベッシー・ヘッド関連活動をボツワナや世界中のベッシー関係者・研究者の皆様とやりながら、自分の文章を書いていきたい。
すごくシンプルです。
この隔離の時間は、仕事のプレッシャーはもちろん生活上も大きなストレスでしたが、セルビアという魅力的な国に滞在できたということで、心が研ぎ澄まされた豊かな時間でもありました。
ベッシー・ヘッド作品の翻訳にも少しずつでしたが、触れていました。
なんて贅沢な時間なんだろうなと心から思いました。
仕事は一ヶ月遅れです。
やるべきことをいっぺんに考えると気絶しそうなので、ひとつずつ前向きに「ふんふん♪」と課題に取り組みながら調子を戻していきたいと思っています。
心が洗われてすっきりしたような気もする。病気ってそういう面もあるのかもしれません。
自分の人生で何が大切なのか。
何を手放すのか。
そういうことが、とてもシンプルでクリアになりました。
この二つに関しては、改めて書くことにします。
セルビアはとても素敵な国です。
ベオグラードに暮らしたら、どうするかな〜という妄想ばかりしていました。
ということで。
とにかく、無事に帰りました。
多くの方に、たくさんお世話になりました。
温かい言葉もいただきました。
本当に感謝しています。
今後、まだ何度もセルビアや西バルカンの国々を訪れる予定ですが、またその機会を楽しんでいきたいなと思います。

セルビアに感謝です。

一月に日本を発ちましたが、帰国したら春でした。
南アフリカの作家ベッシー・ヘッド(1937-1986)の紹介をライフワークとしています。
(詳しくはこちら)
■作品の翻訳出版に向けて奔走しています。
■作家ベッシー・ヘッドについてnoteで発信しています。
⇒ note「ベッシー・ヘッドとアフリカと」
⇒ note「雨雲のタイプライター|ベッシー・ヘッドの言葉たち」
==
■ Amelia Oriental Dance (Facebookpage)
■ 『心と身体を温めるリラックス・ベリーダンス』
■ Rupurara Moonアフリカンビーズ&クラフト

↓更新通知が届きます




コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。