1.コロナ陽性のこと

この国に来たのが1月20日。
次の国に行く予定が2月6日で、4日にPCRテストを受けたら陽性。



その後、計5回受けましたが今日23日(水)の結果は再再度「陽性」でした。

もちろん、あと2か国の仕事を中断して帰国する予定だった明日24日のフライトには乗れなくなりました。

コロナにかかっているという状態でなくても、陽性が出続けるということなのだと思います。

ホテルでは、ルールもしっかりしていて、残念ながら症状がなくても隔離解除にはならないそう。
レストラン禁止、ロビーでの長時間滞在禁止。
少なくともマスクをして短時間外出することはできるらしいです。

このことによって、もちろんメンタル的にかなり凹みました。
凹み切ってからじゃないと、復活できない気がしてます。

そして、この間のメンタルジャーニーがとても貴重な時間ではありました。色んな事を考えましたが、それはひとつずつ文章にしていきたいと思います。

今日はかなり凹んだ日ですが、あえて別のことを書きたいと思いました。

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2. 友人の息子のこと

わたしのアメリカ人の友人には息子が二人いるのですが、ずっと癌で苦しんでいた13歳の下の子が小児集中治療室に入って、いよいよ苦しい時期に来たという様子を、友人のウェブ上の日記(チャリティ目的のファンドレイジングができるサイトです)で知りました。

彼女はシングルマザーで、13歳の息子くんは赤ちゃんの頃に腫瘍が見つかって以来、ずっと継続的に手術や治療を受け続け、入院を繰り返してきました。

癌は恐ろしく広がっていたようで、腫瘍も無数にあり投薬治療で体も相当な負担だったのでしょう。
彼女も病院につきっきりで、精神的にはもちろん経済的にも苦しく、チャリティサイトを通じて去年はわたしもささやかながらお金を送りました。それしかできないのが心苦しい。

毎日毎日、苦しそうな治療のことがつづられていて、そんな中でも母親やお兄ちゃん、家族を気遣って愛あふれる健気な少年の姿が写真と文章を通じて伝わってきます。
涙が溢れそうでした。

つい最近、二度も発作を起こし小児集中治療室へ入ったそうです。
小さな身体で、どれほどつらいことでしょう。

今日アップされていた写真は、彼女と、離婚した夫と、お兄ちゃん、そしておじいちゃんなどが付き添っている写真で、少年の顔は肌の色もすっかり変わっていて、素人目に見ても本当に苦しそうでした。


わたしと友人は、2000年〜2001年、エディンバラ大学の寮でフラットメイトでした。
古く歴史あり、趣深い街エディンバラ。一年間、一緒に暮らしました。

あのときは20代だった私たちも今は40代。
留学後、スウェーデン人の元夫と彼女が暮らしていたストックホルムのアパートに遊びに行ったこともありました。

そのときは、長男くんがまだ彼女のお腹にいた頃。彼女と直接会ったのはその時だけで、その後はSNSで緩くつながっているのみでした。

大きなおなかの中にいた長男くんも、いまでは17歳くらい?かな。
ちょっとひげを生やしたりしてすっかり立派な若者に成長。そして13歳の弟に献身的な愛情を注ぐ姿が写真から伝わってきます。


わたしは長男くんにも次男くんにも直接会ったことはなく写真や文章で知るのみだけれど、13歳になるまでのあいだずっと長いこと次男くんの病気の治療を続けてきた彼女のことを思うと胸がいっぱいです。

今日の投稿には、もう休んでいいから、わたしたちはずっと一緒だからと書かれていました。
そんなことを母親が書くことになるなんて、もうどれほど苦しく悲しいことでしょう。
頑張れば頑張るほど、13歳の身体にはとてつもない負担なのでしょう。
それでも、愛する家族のために頑張っているなんて、胸が張り裂けそうな気持ちになります。

悲しくて悲しくて言葉にならなくて、わたしは今日その投稿に「愛を送ります」というコメントしか書けなかった。


どうして、こんなことが起きるんでしょうね、人生って。

たった13歳の命。
それも赤ちゃんの頃から病気に苦しんできたなんて。


だから、生きている今がいちばん大事なんだ、精一杯生きるんだ。
そういう風に言うことは、できるかもしれません。


でも、今は。

今だけは。


悲しいよね。つらいよね。
愛を送ります。



それだけでいいんじゃないかと思っています。

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右側の建物が、エディンバラ留学時に私たちが住んでいたMylnes Courtという18世紀の建物。
大学の寮です。

あのときから二十年以上も経ったんだなぁ。



南アフリカの作家ベッシー・ヘッド(1937-1986)の紹介をライフワークとしています。
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