仕事始めからフルスロットル。
長時間座っていると腰の痛みが出てくるので、時間を意識しながら立ち上がったりうろうろしたり。
とにかく「無理をしない」というのが人生のテーマだ。

コンサル仕事で新しい案件が始まり、やることがいくらでも山積み。かなりお祭り。

ベッシー・ヘッドの翻訳もほとんど手をつけられなかった数日だったけれど、今夜はコンサル仕事の宿題はとりあえず置いておいて、翻訳チェック作業をした。

あれもこれもやらなきゃと心がいっぱいになるとき、ひとは未来のことを考えている。
まだ起きていないことを考えている。
そして、その不安は更なる不安を呼び寄せる。
マインドの仕組みはそうできているから。

あれもこれもと言っても、実際には今ここでやれることはひとつだ。
そして、ほとんどのことはまだ起きてないことへの心配でできている。悩んでも意味がない。
さらに言うと、今すぐに特にやらなくてもいいことで悩んでるのに気づくのが大切。
来週でも、来月でも、その先にやってもいいことがたくさんマインドを圧迫してしまっていることがわかる。

マインドフルネスとは、「手放すこと」だ。

マインドフルネスを意識することによって、「こんな人物になりたい」「こんな風になりたい」ということではない。
むしろ、そういうものもみんな手放すこと。

それを意識すると、パニックになりそうなマインドも落ち着く。
嵐のずっと上空の方は、いつも青空なのだ。

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世間は三連休だが、今日はコンサル仕事の会議。(仕方ないネ)
その後、少し外に出てマインドの整理。

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ところで、英文学に非常に造詣の深いベッシー・ヘッド。
作中にも、いきなりシェイクスピアの登場人物の名前や、作品に由来するたとえがあったり、様々な作家の小説や詩(主に17〜19世紀)が出てきて、教養の深さを試される‥‥

ラドヤード・キップリングの"Thousandth Man"という詩の日本語訳があるのだろうかと思い、いくつか図書館で詩集を借りたが見つからず。

検索すると、こちらこちらに関連することが書いてあるが、ここに出ている訳の解釈は何となく違う気がする。もし、この詩がこのサイトにあるように男女関係を歌ったものだったら、作家ベッシー・ヘッドは引用していないんじゃないかと思うから。(千人目の男を「夫」と解釈すると、合わない)

もし、英文学に詳しくてキップリングさんの誌の日本語訳を知っているひとがいたら教えてほしい。



'One man in a thousand, Solomon says, 
Will stick more close than a brother. 
And it's worth while seeking him half your days 
If you find him before the other.'


ということで、「疲れるまでやらない」というもうひとつの人生のテーマがあるので、これにて。

良い週末を。



南アフリカの作家ベッシー・ヘッド(1937-1986)の紹介をライフワークとしています。
(詳しくはこちら)

■作品の翻訳出版に向けて奔走しています。
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note「ベッシー・ヘッドとアフリカと」
note「雨雲のタイプライター|ベッシー・ヘッドの言葉たち」

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