本日もせっせとベッシー・ヘッド作品の翻訳チェック也。

翻訳というのは調べ物が大部分の時間を占めるというのは、ずいぶん昔に通った翻訳スクールの先生もおっしゃっていたことだが、本当に調べもの力がものすごく問われるとつくづく思う。
そして、調べ物が好きな(興味あるテーマのみ)わたしはかなり時間を忘れてはまってしまう危険なアクティビティだ。翻訳よ…。

わたしがこの小説をじっくりと訳しなおして改めてぶつかりやすい謎は以下の通りだ。
(こんなこと書いて何の役に立つのかわからんが、記録として)

  • ベッシー・ヘッドの突拍子もないたとえや場面展開
  • 南アフリカと英国の混ざった高尚で古風で格式ばった言い回しと、世俗的で性的な表現、辞書にない地域独特のスラングのミックス
  • 美しすぎて、私の中に美しい日本語が足りない
  • 突然、シェイクスピア作品の登場人物や英文学の引用がさらりと出てきて、教養の深さが問われる(汗)
  • 南部アフリカの政治的背景を知らないと難しい
  • フィクションなのに農業や植物の専門用語や専門的な解説が多く具体的すぎる
  • 南部アフリカやボツワナ特有の差別用語は、もちろん日本語がないので、歴史的背景を踏まえて訳す必要がある
  • ベッシーはこの作品を英語で書いているが、英語表現はわざとボツワナ特有の独特な言い回しを意識している。ブロークンな英語であったり、ボツワナの言語であるセツワナ(ツワナ語)に基づく独特な発音や、英語ツワナ語のミックスや、繰り返すことばが多用されている。(こういうのはアフリカ他国でも見かける)これ、アフリカ行っていないひとにはわかりづらいと思う
ほかにも山ほどあるが、ここまで。

これ以外に、わたしの理解不足か、独立当時のボツワナのパン・アフリカニズムと伝統的首長との力関係について、いまいち読み取れないところやセツワナの発音で少し自信がないところもあった。

ので、いつもお世話になっているボツワナ在住ベッシー・ヘッド研究者のMaryに質問のメールを送った。

英文学の先生、頼んます!!
これを相談できる人はいまのところ彼女くらいだし、なんせベッシー・ヘッド本人は亡くなっているのでね。

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ところで、今日はたまたま「キーボードというものは不衛生なので掃除しましょう」という記事を見かけて、「確かに」と思いキーを二つばかり外して試しに掃除してみた。

はめ込みなおしたら、キーが効かなくなった。

破壊神か…(´;ω;`)
ドウシヨウ。

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現場からは以上です。
では、オヤスミ。


南アフリカの作家ベッシー・ヘッド(1937-1986)の紹介をライフワークとしています。
(詳しくはこちら)

■作品の翻訳出版に向けて奔走しています。
■作家ベッシー・ヘッドについてnoteで発信しています。
note「ベッシー・ヘッドとアフリカと」
note「雨雲のタイプライター|ベッシー・ヘッドの言葉たち」

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