今日。実に3か月ぶりに行ったオフィスの夕方。
帰りがけの大ボスが声をかけてくれた。

第一声は、「どう?翻訳、頑張ってる?」

もちろん、ベッシー・ヘッド作品の翻訳のことであり、そして当然それは会社の仕事ではない。


このブログにも書いたが、2019年に朝日のGlobe+にわたしの記事を書いていただいたのをきっかけに、これが実名だったこともあって、変な形で知れる前にと思って直属の上司と大ボスにお伝えしたのだ。

わたしが、ベリーダンサーとして活動し、南アフリカ出身の作家ベッシー・ヘッドの翻訳出版を目指し、アフリカ雑貨のオンラインショップをやっていることを。



大ボスはとても気さくなひとで、社員ひとりひとりにそうやって声をかける。
そして、社員が会社の仕事以外に様々な活動をしているのを実に喜んでくれるのだ。
今日もなんだか楽しそうだった。。。
そんな大ボス初めてだよ(; ̄Д ̄)

こんなことって、仕事人生二十年ちょっとやってきた中でまったくなかったと思う。

そして、そんな大ボスだけでなく、直属の上司にはさらに詳しくディテールを話しているので、彼女はさらに具体的にわたしの会社の仕事以外の「ライフワーク」について、理解をしてくれている。


百万回も書いている通り、わたしは大学時代から作家ベッシー・ヘッドの翻訳出版を目指し、彼女のことをライフワークとしている。
ボツワナに行って、色々とやりたいと思っていることもある。

もちろん、ベリーダンスも人生の中で絶対に外せない重要なことだ。


でも、若かったわたしは大学院修士課程修了後、仕事の厳しさに振り回され、仕事をしなくてはいけないのだと強迫観念を持っていた。
「真面目に」仕事をしなくてはだめだ。
お金にならない、どこへ向かうかもわからない作家ベッシー・ヘッド活動など後回しだ。

どんどんそうやって流されて、いつしか、まるで作家ベッシー・ヘッドのことだけでなく仕事以外のことについて語るのが悪いことであるかのような感覚にまで陥っていた。

なんということだろう。

この世の中、「やりたいこと」がわからずに苦労しているひとさえたくさんいるのに、わたしはこれ以上ないほど明確にやりたいことがある。
でも、それをいつしか「やってはいけないこと」のようにすら扱っていた。

なんということでしょう。(2回目)

本当は、真面目に仕事をしなくてはならない、ではなくて、真面目にやりたいことをやらなくてはならない、が正しいのに。


いつしかわたしは、自分のやりたいことについて語らなくなった。

なかなかひとに理解されないものだと思い込み、語ることをしなくなった。
職場ではもちろんのこと、同僚、友人、それ以外のひとたちにも、ほとんど何も語らなかった。

いや、むしろ語ってはいけないこととして片づけていたかもしれない。

これって、わたしがどうかしているのか、何なのか。

その辺の気づきはこの記事に書いたとおりだ。




なんてお馬鹿さんなんだろうなと、今思っている。

語らなければ、理解されることなんてないじゃない?

もちろん、アフリカのことなんてまるで理解できないひとは周りにもたくさんいたし、そういう人に語っても、馬鹿にされるかスルーされるか、ということはありうる。

でも、これまでの人生の中で、本当に意外なひとがわたしを応援してくれて、理解してくれて、温かい気持ちをわけてくれたではないか。

それもこれも、わたしは「理解されないこと」などどうでもよく、馬鹿にされようがわかってもらえなかろうが、マジでどうでもよく、わたしがやりたいことをやればよかったというだけなのだ。

それだけが、正しいことなのだ。
(ただし、作家ベッシー・ヘッドを知らないけれどいきなり馬鹿にする編集者は、きっちり避けられるようちゃんと覚えとく(*゚∀゚)っ)

そして、当たり前なんだけれど、わたしにとって大切な人なら、わたしにとって大切なことって通じると思わん?
(´∀`*)

これをはっきり認識して言語化できるまでに、こ〜んなに長い年月が経ってしまったYO!

これほどまでに、大切な夢を思いっきり後回しにして、言ってはいけないことにすら貶めて、ライフワークを真面目に取り組んで生きてこなかったわたしを、温かく見守ってくれたり助けてくれたりした方々には本当に頭が上がらない。ありがとう。ありがとう。

きっと、どの方もわたしが訳しているベッシー・ヘッドの小説がどんな小説か読んだことがないでしょうに、それでも応援してくれて本当に感謝してもしきれないです。
。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン


今日は、大ボスとの会話でそんな色んなことに思い至り、心がじんわりした。

だからわたしは、どんどん自分の一番大切なことに取り組み、どんどん語ろうと思います。
これから、大切な人たちには伝えていこうと思います。


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↑2018年に訪れたザンジバル。漁船の上から。

今日は、久しぶりの出勤前に翻訳全文チェックをしました。
51/183ページです。

今、ベッドの中で作業してまふ。

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南アフリカの作家ベッシー・ヘッド(1937-1986)の紹介をライフワークとしています。
(詳しくはこちら)

■作品の翻訳出版に向けて奔走しています。
■作家ベッシー・ヘッドについてnoteで発信しています。
note「ベッシー・ヘッドとアフリカと」
note「雨雲のタイプライター|ベッシー・ヘッドの言葉たち」

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■ Amelia Oriental Dance (Facebookpage)
■ 『心と身体を温めるリラックス・ベリーダンス』
■ Rupurara Moonアフリカンビーズ&クラフト
 Rupurara Moon African Beads & Crafts
 



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