今日も順調にお仕事前にお仕事。
翻訳全文チェック作業は、ボツワナ独立期の政局について。
カーマの一族が人気を誇って、伝統的首長から大統領になったというのはボツワナの特徴的なストーリーだけど、実際に1960年代のこのベッシー・ヘッドの小説を見れば、やはり当時のパン・アフリカニズム機運から反首長派もいたということなんだなとつくづく。

小説は、意味を翻訳するだけでなくて、そこに含まれた社会の空気も翻訳するものだ。

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コンサルタント仕事では、新しい案件が始まっている。
今まで行ったことのないところなので、なかなかに勝手が違うと思うが、「行ったことのない国に行く」というのがわたしが開発コンサルタントをやっている主要な理由のひとつなので、夢は叶いまくっている。
なんという幸せな人生なんだ。



ところで、翻訳やベッシー・ヘッド活動も、コンサルタント仕事も、頭脳を使うものなので気がついたら疲れてしまっている。

そんなときは、職人活動がいちばんだ。
色鉛筆が大好きなので塗り絵もやっているが、最近はもっぱらこれ。

ノート職人だ。


今日作ったのは5冊。

最近買っておいたトモエリバーのルーズシート68g、色はクリーム。無地。
ほぼ日手帳の中紙と同じ種類だが、こちらの方が少し厚みがあって色も柔らかい。
何せ、どんなペンでも相性が良く書き心地が抜群なのだ。

表紙・裏表紙は、厚みがあってラフな感じのマーメイド110kg
色は、カフェラテとエクリュの2色。

製本はホチキスで中綴じしてあるだけ。10枚なので40ページになる。
サイズはもちろんA5だ。

職人とは言っても、緻密で器用な性格ではまったくなく大雑把なので多少のずれはあるけど、それがいい。(!)

技はないが愛情はある。


さすがに、かなりのノートおたくとはいえ、こんなに大量に作ってしまっては使い切れない。

かなりいい紙を使っているのでコストは少し掛かっているのだが、欲しいひとに譲ろうかな、などと思っていると、「これに書くと夢が叶いますよ」と言っていい値段で売るビジネスを思いついた。

いいかもしれない。


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南アフリカの作家ベッシー・ヘッド(1937-1986)の紹介をライフワークとしています。
(詳しくはこちら)

■作品の翻訳出版に向けて奔走しています。
■作家ベッシー・ヘッドについてnoteで発信しています。
note「ベッシー・ヘッドとアフリカと」
note「雨雲のタイプライター|ベッシー・ヘッドの言葉たち」

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