まずわたし自身はADHD(注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害)と診断されてはいません
ここに書くことは、あくまでもネットや本で情報収集し自己分析を行った感想にすぎません。

必ずこのことを前提に、お読みください。
ADHDの詳細を知りたい方はしかるべきところにどうぞ。

これは、あくまでも「個人的な」考えです。
でも、自分の「現時点での」考えを書くことで、自分はADHDなのかもと思っている方へ、もしくは似たような苦しさを抱えているひとへ、少しでも役立つことがあればと思います。

繰り返しますけど、必要に応じて必ず専門の方にご相談ください。


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先日、このツイートをしました。

そうしたら、いいねやリアクションなどの痕跡を残さずに画像を見ているひとが多い印象でした。
それで、もしかしたら似たような思いを持っている人が多くいるのではないかと。


↑この写真、自分自身のメモとして適当に撮ったものだから、影とか落ちて見づらくてごめんなさい。

これは、セルフチェックリストです。
この項目のグレーに網掛けされている部分に当てはまる数が多い人は、診断をしてもらった方が良い可能性があるというものです。
なお、この写真はPART Aのみですが、PART Bについてはオプションなのでここに載せていません。
PART Aに該当する項目が多いということがまず診断をした方が「良いかもしれない」というひとつの目安ということと思います。

上記の表は、ネット上でADHDについてあれこれ調べてみて、自分にそれはもう文句なしに当てはまることがあまりにも多いので、しっかり知ってみようと読んでみたこの本にあったものです。



少し前の本で、わりと学術寄りです。
原題はFAST MINDS


こんなことを何故シェアしようと思ったかというと、わたしはこの本を読んで少しだけ救われたような気がしたからです。

これまで、子どものころから今でもずっと、学校や組織に馴染めないこと。

頭の中に、絶えず宇宙から光線か何かが強烈に降り注いでいるのではないかというくらいに、ずっと脳が激しく動いていること。すぐに「寄り道」をしてしまうこと。

逆に、自分の「スイッチ」が入ったことには、何時間でも体が疲れ果てるまで一度も休まずやり続けてしまうこと。異常なくらいの量の時間と労力を一気にひとつのことに注ぎこんでしまう。

そして、自分のマインドのエネルギーが強すぎて、自らの「毒」にやられ身体がついていかなくなりダウンしてしまうこと。


対照的に、ある条件のもとですーーっとものすごい勢いで潮が引くように興味が失せ、まるでなにも関心が持てなく一ミリも動けなくなることもかなり頻繁にあります。
要件が重なるとマインドと体が完全にフリーズしてしまうこと。

なかなか、ひとに理解されることがないんです。

フリーズしていると、1分で終わる些細なことでも、物事が決められなくなったり事務的手続きができなくなったりします。そんなエネルギーがなくなってしまうんです。
例えば、何かの予定を入れるとか、小さなことを決定するということでも、本当に心のロックがかかったようにできなくなるのです。

これは、実はなかなか他人に理解されません。
側から見ると、本当にすぐにでもできるようなことができなくなってしまうから。

理解されなくて、「何で???」みたいに言われるからさらに苦しい。子どものころからそれの繰り返しですね。

あのね、「決断をする」って、些細なことでもエネルギーを消耗するんですよ。
ほんの一分で済む作業に、心のロックがかかって半年もできないでいること。
「普通」の方にはわかりづらいと思います。



でも、上記の本を読んだらそういうことがことごとく明確に説明されていて、脳の働きも学術的に解説されていて、事例もたくさん出ていました。
そしたら、なんだか子どものころから学校や組織の中でがんじがらめになっていた心が少しだけほどけてきたんです。

あ、こういうことなんだ。
わたしが、「ダメ」ということじゃなんじゃないんだ。
学校や組織というところのやり方に、馴染めない脳の働きをしているということなんだ。
そして、同じようなひとがたくさんいるんだ。

このことで、本当に心が救われました。
この本を読んだだけでも意味がありました。
本当に、子どもの頃や学生の頃、20代ごろのわたしに教えてあげたい。


わたしのエネルギーは自分でももちろんコントロールできない。
しかるべきところに流さなくてはつらいということなんです。「ダメ」で苦しいのは「あっていない環境」に身を置いて無理やり合わせようとしているからなんですよね。

わたしは、社会生活の中でも最低限なんとかやっているし、火事になるとか危険なこともない。
(これは、ものすごい「意志の力」で何とかしているからにすぎません。だから激しく消耗します)

だけど、自分に合わない「社会の枠」に無理やり合わせようと努力して消耗してきた気がしています。

目的地(やりたいこと)が明確なのに、あえてまるで違う方向へハンドルを切り、サイドブレーキを引いたままアクセル全開で別の方向に進もうとして努力し、消耗してきたように思います。
西に目的地があるとわかっているのに、何故か東に行かなくてはダメだ、と思い続けてきた。
何年もの間。

詳しいことはまた書くかもしれないし書かないかもしれません。


今は、オンラインのカウンセリングも受けていて、カウンセラーさんにこの悩みについても話しています。
もし必要あればしかるべきところに行くこと。ADHDと診断されて治療をするのであれば、薬か行動療法か、ということになる。

いま、自分はたぶんその必要がないと考えています。

現時点では、自分自身のエネルギーの形、性質をわかっているから。
あとは自分の答えを見つけて整理をするだけだから。

現在のわたしはそう考えています。

もし、何らかの悩みを抱えているひとがいて、興味を持ったならばこの本を読んでみてもいいかもしれません。

あくまでもわたし個人が思ったことです。



このような中途半端な状態でこれを書くのも、何だか物足りない内容ではあるのですが、またいずれ自分自身の今後の生き方についてはシェアしていきたいなと思っています。

これを読んで、誰かの心がほんの少しだけでも軽くなるのなら良いではありませんか。

というレベル感です。

ちなみに、わたしお部屋は汚くありません。
冬のコートが3か月出しっぱなし、というような事象が起きているだけです。(一分で終わる作業ができない)

もし、少しでも似たような悩みを抱えている方がいらっしゃったら、武田双雲さんの書かれる本やブログなど見てみると、もしかしたら必要な言葉が見つかるかもしれません。






わたし自身、これからの人生でどのように生き方を変えていくか、具体的なところはまだ何となくしか見えていませんが、できるところはこのブログ上でもオープンにしていきたいと思います。

おまけ:

今日、少しの時間カフェに行くだけなのに、この状態のリュックです。
本のうち2冊は図書館へ返却するものですけれど。

常に頭の中にこれだけたくさんの物事(やらなきゃ、やらなきゃ、あれもこれも・・・)が降ってきている状態なのです。

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