山は神が宿る聖域。
その言葉を身体中で感じるような静かな気配の佇む場所。

羽黒山は、そんな場所だった。

古くからの山岳信仰の神聖な地である出羽三山は、羽黒山、月山、湯殿山で成っている。
パワースポットというなんとなくそろそろ使い古されてきた流行言葉にしてしまうのが恐れ多いような、そんな神聖さが充満しているところだ。

この出羽三山の由縁も本当に背筋がしゃんとなるような気分なのだが、その説明は公式サイトに譲るとして。



少し時間が経ってしまったが、記録を書いておきます。
山形は庄内、鶴岡の出羽三山 羽黒山の石段を登ったのであります。

山伏が登る山でもあります。


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この階段を見ただけでも、そのオーラを感じることができるだろうか。

9月某日の朝、早めに宿を出て鶴岡駅前からバスで揺られること数十分(正確に見るの忘れた)。

この2446段の石段を登る場合は、羽黒随神門にて降りる。

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ここから一度下り

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滝を見て

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しばらく行くと、国宝五重塔が見える。

朝8時台に登り始めたけど、ほとんど人がいなかったため本当に静かだった。

神聖な空気に満ち、樹齢数百年は経つであろう杉の中を抜けていく風の感触。
まさに、一歩一歩がありがたく、心が現れていくようだった。

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だが、余裕がなくなった(笑)

小さな古い石段は段差がとても小さく幅も狭いのだが、とにかくずーーーっと続いている。

マダデスカ?マダアルノデスカ?

一人で意識が遠くなりそうになりながら。

これも神聖な山での貴重な経験なんだろうか。
思考が過去に現在に、宇宙に地球にアフリカに、とにかくあちこちに飛びながら散り散りになって消えていき、後には新鮮な空気と杉の気配と、自分のひんやりとした深い意識だけが残る。

そんな体験だった。

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長いでしょ

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2446段、なめてはいけない。

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そして、ようやっと頂上に(涙)

なんて清々しい気持ちなのでしょう。

ありがたい。

ちなみに修行もできるらしい(今はコロナで中止)

神社でお参りをさせてもらい、冷たい甘酒をいただく。

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帰りは頂上からバスにしようと思ったが、甘酒飲んで調子に乗って歩いて戻ることにしました。

下りは甘く見るものではない。
キツかった…。


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↑余裕こいて自撮り

このあと無事に降りてきて、再び随神門からバスに乗って鶴岡に戻り。
温泉のことしか考えてなかった。

それにしても、神聖な山を思いっきり堪能させていただいたこの時間は本当に美しく貴重なものだった。
心から余計な物が少しずつ削ぎ落とされていき、オーラが満ちる空気を思いっきり深呼吸させていただく。

一つ一つの瞬間が、体力的にはとてもキツかったけれど、どれほどありがたいかと思った。
生きているうちに、こういう時間が持てるとはなんと幸せなことだろう。

たくさんの感謝の気持ちに溢れる。



この動画は、羽黒山の石段を登った様子を編集したもの。

途中、ちょっと不思議な?出会いがありました。
見て見てくださいね。

宿泊した素敵な宿のお話はこちら



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