不安とはそこにあるものではなくて作り出しているものだとすれば : 『あふりかくじらの自由時間』

南アフリカ・ボツワナの作家「ベッシー・ヘッド」の紹介をライフワークにしています。アフリカのこと、ベリーダンスのこと、日々のこと、旅のことなどを綴っています。

先週末、会いたかったひとにあった
半年ぶりに、会いたいなとお誘いすることができて

そのこと自体については置いておくとして

最近のわたしが思っていることについて
モヤモヤとしていることについて、
とにかくとことん付き合って聴いてもらった

（ありがたいね）

Photo by Antony on Unsplash Zanzibar, Tanzania

コロナパンデミックがあり、リモートワークになり、多くの物事が変わっていって世界がざわついている
BLMや政治情勢などで、皆が落ち着かない不安を覚えているとき

わたしもずっと、この「不安」について考えていた

でも、結局のところ、不安っていったいなんなのだろうか

それはもしかしたら、そこにすでにあるものではなくて、自分自身が未来のことや他人のこと、環境のことなど、自分の力でどうにもならないことを思い煩うからこそ、強くなって行くのかもしれない

こうしなきゃならないという自分の思いが余計辛くする

例えばわたしは、ここ2年近く仕事がずっと空振りで辛くて、そもそもなんのために何をしたかったのかということで苦しい気持ちになったりもしている

けど、それもこれも「こうあらねばならない」という自らが作り出した幻想（しかも不明瞭であやふやな）みたいなものに、勝手に重圧をかけられているのかもしれないなと、大切な人と話していて気づいた

「思考」も「感情」もそれそのものが自分自身ではない

単なる思考であり感情なのだ

そして、自分がコントロールできるというものでもない
ただ、それは大きな片側四車線道路を走っている無数の車両みたいなものなので、道路に飛び出していって止めることもできないし、飛び乗ったら大変なことになる

ただ、道路脇に座って眺めていればいいだけなのに

不安も同じだと思う

何度もここに書いているのだが、マインドフルネスアプリのHeadspaceで毎朝瞑想をして3年くらい
セッション数も1,200を超えた

今、ちょうど「Anxiety」というシリーズの30日セッションの2回目をやっているところ
不安との付き合い方。こんなふうにテーマ別のセッションがたくさん揃っています。もちろん「睡眠」も

でも繰り返しここで教えてもらうのが、上記の車と思考の比喩
つまりLet Goということなのだ

だから、不安に思う気持ちもあって大丈夫
それ自体は自分自身じゃないから

不安の深さや頻度がどれくらいかしら、ということを感じてみることができればまずはOK
ものすごく楽になれる

あと、「瞑想」よりも簡単そうなこと

最近、自分の中で流行っているのが「大人の塗り絵」です笑

これ、瞑想みたいに無心になれるし、とてもよい時間です

こういう夢中になれる時間というのもまた、瞑想と同じくらい大切なものですね

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