国際協力コンサルタント(あるいは開発コンサルタント)として
ここ数年仕事をしています

最近、続けてわたしの「国際協力分野」での
キャリアパスについてお話をする機会がありました

ひとつはこちらの座談会



そしてもうひとつは先週のインタビューです
記事になるのは随分先みたいだが

当たり前なんだけれど、
国際協力分野の仕事や、コンサルタントになりたいひとに
向けたメッセージということなので
「なぜ、国際協力コンサルタントになろうと思ったのですか」
という質問が大定番でやってくる

素直に答えると、

なろうと思ってなかったです

・・・ちーん、終了?

いやいや、嘘はつかないでとりあえず素直なことを言っていますのごめんなさい

わたしは、このブログのaboutの「経歴」←いちばん下の方
のところを見ていただいてもわかると思うけれど、
あちこちで仕事をしています



一つだけ言えるのは、わたしの人生の中で
大学生の頃から「アフリカ」がキーワードだということだけだと思う

偶然選んだゼミからアフリカに関わることとなり、
その後、ずっとこういうキャリアを積んでいるということです

ただ、その「アフリカに関わる」という
シンプルなことだけでも
わたしはとても苦労をしたなと思っています

誤解しないでくださいね、みんな苦労せねばならないとは
まるで思っていませんよ

苦労したら成功するとか
成功するために苦労せねばならないというのは詭弁です
関係ない

大学を卒業してITベンチャーで仕事して
大学院でアフリカ研究(修士課程)
その後、国際協力関係の仕事に就くことがままならず迷走しました

普通のコンベンション会社(同時通訳、翻訳、会議運営)で
仕事をしているときはいちばんストレスが溜まっていたかも
せっかく修士を取ったのに、
どんどんアフリカとは関係ない仕事に流れていく自分・・・

あらゆるものに応募しました

ジュニア専門員とか、JPOとか、いろんな若手のポジション
企画調査員にも応募した

それらは全てダメでした
ぜーんぶきれいに落ちましたね

理由は色々あると思うけど、まぁ経験は足りていなかったです

きつくて情熱も何もなかった会社勤めをやめて
若干病んでた
なんとか開発コンサルのアシスタント(アルバイト)の
仕事に引っかかったのが20代後半に入った頃でしょうか

その時は、アシスタントとはいえ嬉しかったですね
今まで、アフリカとも国際協力とも
関係のないような仕事ばかりしていて苦しかったから、
JICAやJBICの案件に関わることだけでも本当に嬉しかった


それでも期間限定のアルバイトにすぎません

まだいろんな仕事に応募し続けては落ちるのを
趣味みたいに繰り返しておりました

が、ある時、外務省の専門調査員という仕事を知り、
募集のページを見ていたんですね

わたしが行きたかった国はボツワナでした
でも当時はボツワナに大使館はなかったので
もちろん専門調査員のポストもなかった

それで発見したのが、南アフリカのポスト

でも、よく見ると募集はたった一週間前に
締め切られたばかり

これはショックでしたね
一度ポストがうまると、当たり前だけど
その後2年か3年は空きません
任期がそれくらいだから

なぜか「30歳までにはアフリカで仕事する」と
決めていたのに。。。

そして未練がましく同じページを一週間後に開くと
そこに「ジンバブエ」の専門調査員の募集が
出ているではありませんか

ジンバブエ・・・
ボツワナの隣だから、いいか

くらいの軽い気持ち
これがジンバブエとの出会いですね

その後、30歳までにアフリカで仕事をするという
目標も実現し、アフリカに関わる仕事をするというのも
叶えました

・・・そのあとのストーリーは色々あるけど今日はここまでにして。


国際協力を目指す人は
こうしなければ、ああしなければ、という言葉が飛び交う中、
若手の人たちは「ねばならない」病にならなければいいなと思います

もちろん、国際機関で働きたければ
JPOにチャレンジする、大学院で専門性をつける
というようなやり方は大切です

でも、そうして実現した「夢」って
所詮、知識があまりないままに描いていた理想だったり
するんだろうなってわたしは思います

理想と期待が外れたとき、どうしますか?

あまり頭でっかちになってしまうと
想像を膨らませて、それが期待と違っていた時の
ショックはでかい
そして、応募して落ちた時のショックもきっとでかいです

つらいよね

でも、人生ってままならないです

だからこそ、大切なのはこういうことだと思うんです

ひとつの扉が閉じたら、もうひとつの扉が開く
でも、閉じた扉の方ばかり見つめていたら
自分のために新しい扉が開いたことに気づかない


扉が閉じたのなら、その扉の先にあるのは
自分の夢や理想の世界ではないです

自分の扉じゃなかったってこと

でも、閉じたら辛いですよね
落ち込みます

徹底的に落ち込んでおけばいいと思います
やけになって別のこと始めてみたりもいいと思います

そうするとやがて道は拓けてくる


ここで、あまりに理想を掲げすぎて
歩むのをやめてしまわないことです

このことだけは言いたい。

そして、一つだけ言っておくと
わたしは、今所属している会社も応募していないし
むしろ自分では絶対応募しない
対象外だったところです

コンサルタントも、ちょっとやったことあったけれど
忙しい仕事だし、また大変な日々になるのやだなーと
思っていたけれど、なんとなく流れでやることになった

でも、決して嫌なことをやっているわけではないです

アフリカに関わること
出張で知らない国に行けることも幸せだし、
いろんな人と会ってたくさんインタビューするのも、
案件のことだけでなく人生を教えてもらっているようで
ほんとうに幸せです

そして、国際機関の報告書やら論文やら、
膨大な調べ物をして小難しいことたくさん考えて
お堅い文章を描いたり分析してみたりってことも
わりと好きです
つら楽しいってやつ?

いろんな講演やシンポジウムや研修などに行って
新しい知識を得ることも好きだし、
わりと大興奮してます

コンサルタントとして、こうなってああなって!!
という崇高な理想などぜんぜんないですけれど、
案件に関わることは好き

だからこそ、ここ数年続けているということです


だからね、このコロナで協力隊断念せざるを得なかったり
内定断られたりと、大変なショックを受けて
ドン底気分にさせられているたくさんのひとがいると思うけれど

どうぞ落ち込んでください

きちんと正しく落ち込んでおけば、先が見えてきますからね

自分の理想とはまるで違うことかもしれません

ただただ、応援しています



・・・

これ以上話すと長くなるので、今夜はここまで

IMG_9003

↓Skypeでのインタビューだったので写真は自撮りした

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