ひとまずのコンサルタントお仕事のお山は超えまして、
今度はベリーダンサー&オーガナイザーとしてのお山を
地味にのぼっておりますきゃー
1日休みをとって、4連休にしました。
まあ、ゆっくり寝ることはしましたけど、
のんびりはもちろんできません
自主練です、そして振り付け作り。ああ・・・・ッ。
コンサル仕事がピークだと、どうしても他の仕事がすべてしわ寄せを食らうのである。。。涙
例によって、言葉に溺れそうなほど書くべきこと山盛りですが、
今回、いくつかコンサル案件へ取り組んでいて、思ったこと。
イノベーションについてだけ書こうと思いました。
さて、イノベーションというキーワード。
国際協力の世界でここ数年の間、たくさん登場するようになってきて、
そして少し意味も曖昧で関係者によって認識の違いが
あるんだろうなということは強く感じています。
まるで、戦略的CSRとかBOPビジネスが流行ったときに少し似ている気もします。
わたし10年くらいまえに、Jのニュースレターで「伸るか反るか?BOPビジネス」という特集をくんだことがある。よくないですか、これ?もうすでに、BOPビジネスばんざーい!じゃなかったんですワタシ笑
なんとなく、日本のODAもどこか焦って、
「日本のイノベーションを途上国へ!」的なスタンスが。
あるいは、スタートアップ=イノベーション!みたいな。
さてどうでしょう。
OECDのイノベーションの4分類というのがありましたね。
プロダクトイノベーション
プロセスイノベーション
組織イノベーション
マーケティングイノベーション
もっともこれ、2018年に改訂されています。
詳しくはオスロ・マニュアル2018をご参照。
まとめるほど親切じゃなくてごめんね
これだけでも少しは参考になると思うんですが、
下手すると、テクノロジーとイノベーションを少し混同していて、
しかも、ちょっとだけ魔法っぽさとかっこよさみたいな
イメージが入り混じっているような気がして。
それがとても危険だなと感じています。
イノベーションは、決してかっこいい「ハイテク」(←古い響きなのは何故?)ではないですね。
途上国の開発に役立てたいのなら、まずは
ほんとうにその土地に必要とされていて
人々に受け入れられる「テクノロジー」は何かってことです。
これは、スマホのかっこいいインターフェースのアプリであればいい
というのでもないし、かといって「ローテク」であればいいというのでも
もちろんない。
その土地の文脈にあったものというのは本当に大切。
今もまだ、日本のODAでは
「日本の技術を途上国へ」がとても根強い。
シンプルに考えて、役立つ場合とそうでない場合がある。
当たり前だけど。
まず技術シーズありきの考え方はとても危ない気がします。
そして、日本が進んでいるとも限らないし。
だからこそ、この曖昧で虹色な「イノベーション」ということばには
とくに注意を払う必要がある。
色々と、ガンガンいろんな案件の文書を作成しながらずっとそのことを考えていました。
あとひとつ思うのは、
途上国のデジタル化とかICTとかイノベーションは
だいたい同じ流れの中で少しだけ互いに混同させて語られていて、
しかもそこには、
「新しくてかっこいいものが好き」という
ちょっと子どもじみた気配も感じなくはないです。(毒)
かっこいいアプリを導入できればいいのに、みたいな。
さて、どうでしょう。
以前、ICT4Dさんがこんな記事を書いていました。
イノベーション「支援」こそ、まだ発展途上なんだと思います。
いったい誰のためのイノベーションで、
誰によるイノベーションなのか。
アフリカにおいて、本当にローカルのコンテクストでの「ICTの利活用」
なんとなく、締め切りがあってプロジェクトがあるODAの世界では、
肝心なことがいつもおき忘れられるような気がします。
誰のための開発なのか。
心に止めて、イノベーティブに生きていきたいですな。
ん?イノベーティブって何?
==
■ Amelia Oriental Dance (Facebookpage)
■ 『心と身体を温めるリラックス・ベリーダンス』
■ 『ベリーダンサーのためのバレエ・エッセンス』
■ The Rhythm of Sunrise 〜ベリーダンサーAmeliaラジオ〜
■ Rupurara Moonアフリカンビーズ&クラフト
今度はベリーダンサー&オーガナイザーとしてのお山を
地味にのぼっておりますきゃー
1日休みをとって、4連休にしました。
まあ、ゆっくり寝ることはしましたけど、
のんびりはもちろんできません
自主練です、そして振り付け作り。ああ・・・・ッ。
コンサル仕事がピークだと、どうしても他の仕事がすべてしわ寄せを食らうのである。。。涙
例によって、言葉に溺れそうなほど書くべきこと山盛りですが、
今回、いくつかコンサル案件へ取り組んでいて、思ったこと。
イノベーションについてだけ書こうと思いました。
さて、イノベーションというキーワード。
国際協力の世界でここ数年の間、たくさん登場するようになってきて、
そして少し意味も曖昧で関係者によって認識の違いが
あるんだろうなということは強く感じています。
まるで、戦略的CSRとかBOPビジネスが流行ったときに少し似ている気もします。
わたし10年くらいまえに、Jのニュースレターで「伸るか反るか?BOPビジネス」という特集をくんだことがある。よくないですか、これ?もうすでに、BOPビジネスばんざーい!じゃなかったんですワタシ笑
なんとなく、日本のODAもどこか焦って、
「日本のイノベーションを途上国へ!」的なスタンスが。
あるいは、スタートアップ=イノベーション!みたいな。
さてどうでしょう。
OECDのイノベーションの4分類というのがありましたね。
プロダクトイノベーション
プロセスイノベーション
組織イノベーション
マーケティングイノベーション
もっともこれ、2018年に改訂されています。
詳しくはオスロ・マニュアル2018をご参照。
まとめるほど親切じゃなくてごめんね
これだけでも少しは参考になると思うんですが、
下手すると、テクノロジーとイノベーションを少し混同していて、
しかも、ちょっとだけ魔法っぽさとかっこよさみたいな
イメージが入り混じっているような気がして。
それがとても危険だなと感じています。
イノベーションは、決してかっこいい「ハイテク」(←古い響きなのは何故?)ではないですね。
途上国の開発に役立てたいのなら、まずは
ほんとうにその土地に必要とされていて
人々に受け入れられる「テクノロジー」は何かってことです。
これは、スマホのかっこいいインターフェースのアプリであればいい
というのでもないし、かといって「ローテク」であればいいというのでも
もちろんない。
その土地の文脈にあったものというのは本当に大切。
今もまだ、日本のODAでは
「日本の技術を途上国へ」がとても根強い。
シンプルに考えて、役立つ場合とそうでない場合がある。
当たり前だけど。
まず技術シーズありきの考え方はとても危ない気がします。
そして、日本が進んでいるとも限らないし。
だからこそ、この曖昧で虹色な「イノベーション」ということばには
とくに注意を払う必要がある。
色々と、ガンガンいろんな案件の文書を作成しながらずっとそのことを考えていました。
あとひとつ思うのは、
途上国のデジタル化とかICTとかイノベーションは
だいたい同じ流れの中で少しだけ互いに混同させて語られていて、
しかもそこには、
「新しくてかっこいいものが好き」という
ちょっと子どもじみた気配も感じなくはないです。(毒)
かっこいいアプリを導入できればいいのに、みたいな。
さて、どうでしょう。
以前、ICT4Dさんがこんな記事を書いていました。
イノベーション「支援」こそ、まだ発展途上なんだと思います。
いったい誰のためのイノベーションで、
誰によるイノベーションなのか。
アフリカにおいて、本当にローカルのコンテクストでの「ICTの利活用」
なんとなく、締め切りがあってプロジェクトがあるODAの世界では、
肝心なことがいつもおき忘れられるような気がします。
誰のための開発なのか。
心に止めて、イノベーティブに生きていきたいですな。
ん?イノベーティブって何?
==
■ Amelia Oriental Dance (Facebookpage)
■ 『心と身体を温めるリラックス・ベリーダンス』
■ 『ベリーダンサーのためのバレエ・エッセンス』
■ The Rhythm of Sunrise 〜ベリーダンサーAmeliaラジオ〜
■ Rupurara Moonアフリカンビーズ&クラフト
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。