オーディオブックで『嫌われる勇気』 : 『あふりかくじらの自由時間』

南アフリカ・ボツワナの作家「ベッシー・ヘッド」の紹介をライフワークにしています。アフリカのこと、ベリーダンスのこと、日々のこと、旅のことなどを綴っています。

最近、オーディオブックを聴き始めている。

移動中（歩いているとき）はいつもイメトレで、
電車の中では読書なので、
「歩いているときに音声で本を読む」というのを考えたことがなかった。

で、アドラー心理学の
『嫌われる勇気』を読了（聴了？）した。

嫌われる勇気　特装版自己啓発の源流「アドラー」の教え [単行本（ソフトカバー）]

岸見一郎

ダイヤモンド社

2019-12-12

いくつかのポイントを言うと：

①歩いているとき、作業しているときに読書が進むというのはとても良い

イメトレに疲れたら、読書。手に持たなくていいってなんと便利。
最近、読書メーターを使い始めたので時間なくても少し読書が進むのがうれしい。

②誰がか読むとイメージが少し違う気がする

おそらく、同じ本でも活字で読むのと誰かが読むのを聴くのでは
イメージがずいぶん違うと思う。

活字も、わりと脳内で音声化して読んでいるもので、
きっと自分の好きなトーンとスピードなのだ。
だから、それと違うのは新鮮。

hitomi_あふりかくじら/Amelia_Rupurara Moon@africanwhale
この手の語りでできた本だと、声のイメージがだいぶ違ったりする

活字を読むときは頭の中で音声として認識しているんだろうけど、そのイメージは十人十色なので、少しイメージの違いに驚く

読書とは、パーソナルなものなのだな
2020/02/11 01:44:04

最近、ツイートしてたんだけれど、

『嫌われる勇気』はアドラー心理学のベストセラーで
哲人のところにやってくる若者との対話で成り立っている本。

この若者というのが、なかなかアドラー心理学を受け入れることができず、
何せ数分に一回、激高して激しい怒りの言葉で哲人をののしったりする。

このペテン師めッ！！
この、毒虫めッ！！！（←www）

とにかくなぜか文学的な表現で激しく怒る青年。

これをイヤホンで耳元でやられるというのは実はつらいことがよくわかった。

きつい・・・

なかなか青年が理解しないという設定は、
初心者向けに書かれているということなんだろうが、
あまりに激しくひどいことばでののしって次の瞬間おとなしくなってる（笑）
というのが強い違和感。。。

ひとが怒りの感情で荒げる声というのは
わたしはとても嫌だし、ときにいら立ちまで覚えてしまうので、
あまりに朗読をうまく感情込めてやるっていうのも
善し悪しだなと思った。

聴くのつらい。。。

本の中には、活字の方が良いものもあるな。
この本は、活字で静かに読みたいかも（笑）

とはいえ、現在はコンサルタント仕事が複数重なって
近年まれに見る超ピーク。

二冊目の『幸せになる勇気』で青年の罵りの言葉を毎日聴いている。

肝心のアドラー心理学については、またいつか。