わたしが大好きなブロガーのcoyukiさん。

12月に出た彼女の新しい本、とても良かった。






coyukiさんは整理収納アドバイザーですが、
ご実家の一大片づけに2年もかけて取り組まれた
その内容が丁寧に書かれている本。

彼女の文章も、視点も
とても「いい感じ」なんです。

的確で、シンプルで、無駄なく
でも情報はちゃんと入っている。

写真がすてきで、感動します。
とくに、Before Afterすごい。




皆さんも、年末年始でご実家に帰られるなどして、
この問題を思い出して悩んでみたりされているのでは？

たとえば、coyukiさんの本より：Before



After:

*これ、ほんとうにほんの一部です。



彼女は、数年前にお母さんがなくなり、
そのコレクション（ミニチュアとか）や荷物の多さに
きちんと着実に取り組んでいます。

悩みや思いもちゃんと丁寧に綴られていて、
ほんとうにすてきなお人柄なんだなと。


さて。

かくいうわたしも、ずーっと前から
実家、というか両親宅の片付けは心に重くのしかかっている問題でした。

わたしたち家族は転勤族だったため、
わたしもあちこち引っ越して転校して育ったので
「生まれ育った家」というものはわたしにはありません。

それでも、何故だかどんどんたまっていくモノ。
今では父はリタイアしたためもう転勤もありません。

coyukiさんのお母さんは病気になり闘病生活をされていたそう。

あまり詳しく書くことではないんだけれど、
わたしの母も病気の治療をしています。

（きっとどこのお家も何かしらの問題を抱えて生きているのでしょうけどね）

母の具合の悪さの理由は、
母の寝室（旧わたしの部屋）にも絶対にある。

チラ見せ？しますけど
クローゼットがこんな感じになっていて。
うひゃ〜っとなりました。

奥に入れない。



整理収納アドバイザーみたいな仕事をしているわけでもなく、
近いとはいえ電車で1時間くらいの両親宅。

毎日コンサル仕事にオンラインショップにダンサー業を
やっているのでそうそうしょっちゅう通えるわけでもありません。

それでも。

せめてせめて。

自分の不要なものだけでも処分できたら。

そのスペースができたらどんなに気持ちが良いだろう。

これはわたしがやらなくてはならない仕事に他なりません。

そして。

いつも慌ただしく生きてしまうこんなわたしですが、
このお正月で数時間だけ集中して取り組みました。

古い書類、ガラクタ（PC周辺のもの）を中心に減らし、
ダンボール一箱と
キャビネの引き出し2段を空に。

やっと、クローゼットの床に空間ができました。


そして。
ここから先にどのようなステップで取り組んだらいいか、
一日では終わらない作業などを洗い出しました。

まずひとつの目標は、
自分のものを極力減らすということです。

そのスペースだけでも、
母と父の幸せと健康、自分自身の気持ちにも
ものすごいプラスになるはずです。



古い本掘り出した

ジンバブエのTsitsi Dangarembgaや、
最近やっと日本に紹介されつつある
ボツワナの外務国際協力大臣Unity Dowの小説も。
これ、10数年前にベッシー・ヘッドのフェス（ボツワナ）に行った時
誰かに超お勧めされたんだよな。



あとは、作家ベッシー・ヘッドの貴重な資料がけっこうたくさんあります。
もう少し保管の方法考えなきゃ。

これは、Alice Walkerとの書簡のやり取り。
1970年代。ウーマンリブの時代ですね。



大学院の頃のノートや資料が大量に。

自分で書いたエッセイやノート類を中心に残し、
膨大な量の資料・本のコピーは処分しました。

よく、エディンバラからこんなの持って帰ってきたよね2001年の自分。



↑こんなのも掘り出したり。

とりあげていくとキリがないけれど、
もし、似たような問題を抱えていて
このお正月に気になったっていう方がいたら
少しでも後押しになればいいなと思って
この件についても書いていこうかなと思っています。






ちなみに、coyukiさんがひとり暮らしされているお部屋はこちら。



ブログはこちらです。





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