こちらの記事。

アフリカ諸国のスタートアップに見る日本のビジネスチャンス

ジェトロは6月12日、「アフリカ・スタートアップセミナー」を英国ロンドンで開催した。アフリカ全体および南アフリカ共和国(以下、南ア)、ケニア、ナイジェリアにおける現在のスタートアップの概要について、ジェトロの各国駐在員が紹介した。 
スタートアップ界隈の記事は毎日のように出て、
JETROの記事には面白いものもわりとあると思う。

この記事のポイントとしては、
アフリカスタートアップ盛り上がっているけど、日本はちょっと出遅れてるよ、こんなチャンスあるよレッツゴー!というところか。

確かに、ケニアのM-Kopaに三井物産、住友商事が出資したというのは
注目すべき例だと思うが、もっと違う形で
日本企業が連携している・出資しているケースはわりとあるとは思う。

色んな調査の中でわたしもアフリカ複数国で聴いたことだけど、ここでは:

・ケニアの課題は国内エンジニアが不足していること
・南アでは人材のスキル不足


が指摘されている。

「南アおよび日本が比較的得意とするプロセスイノベーション分野などは、日本企業が南アのスタートアップと提携し、補完することで、市場参入につなげることも可能」が具体的にどのようなことを指すのかちょっとわかりづらい気もするが、ここで日本企業の商機ありかどうかはともかく。

国際協力コンサルっぽくODAの視点から言うと。

日本のODAはスピードが遅く
スタートアップのスピードについていけないのは百も二百も承知のこと。

スピード上げたいなら、どこかのファンドにぼんっとまとまったお金付けて
素早い運用をしてもらえばよいもの。

でも、それが難しいということはわかりきっているのだから、
そこと戦う必要なんてまるでないと思う。

欧米のまねをして、お金は出さないけど
ファンドの支援を技術支援的な形でするというのは、
もちろん悪いアイディアではないと思うけど、きついだろうな。

それよりも、日本ってたくさん技術協力やってるんだし、
すでにたくさんのリソースを持っている。

たとえば、人材育成。
たとえば、研修事業。
世界中の途上国、新興国に物理的な事務所ネットワークはあるし、
そこの会議室スペースとかけっこう広いし余ってたりする。
さらに、世界中にJOCVがいる。
熱くて、ビジネスマインド持った人材が山ほど。

技術協力プロジェクトだってわんさかやっている。

まず、そういうものをうまく体系的に利用すればいいだけなんじゃないのかなと。

(そんな提案書をいくつか書いてるんだけどね、いやほんと)

具体的なところまでは書きませんけど、
今持っているリソースでスタートアップ連携って十分できる。

無いものを新しく作ったり、
出来ないものに似せたものを一生懸命作って中途半端になったり。

それくらいなら、発想をまるで変えて
自分が持っているもので新しく作ることを考える方がずっといい。
そして、わくわくするでしょ?

これは日本のODAに限ったことではないのだけれどね。

そんなことを思うのでありました。

追記:
この記事、もしかしてインターンの大学生の方が書いたのかな?
素晴らしいね。頑張ってほしいなぁ。

nairobi-garage


==
■ Amelia Oriental Dance (Facebookpage)
■ 『心と身体を温めるリラックス・ベリーダンス』
■ 『ベリーダンサーのためのバレエ・エッセンス』
■ The Rhythm of Sunrise 〜ベリーダンサーAmeliaラジオ〜>
■ Rupurara Moonアフリカンビーズ&クラフト
 Rupurara Moon African Beads & Crafts
 










にほんブログ村 海外生活ブログ アフリカ情報へ にほんブログ村 演劇・ダンスブログ ベリーダンスへ