噂の本を読了した。
アフリカンプリント:京都で生まれた布物語
2013年5月28日付の記事
この企画展でも大変貴重な当時の布が展示され
解説も非常に面白かったのだが、
この本は、かなり詳しく
しかも貴重な情報や残存する資料の写真もカラーで添えられていて
とてもよくまとまっている。
この本一冊で、日本のアフリカンプリントの歴史の勉強になります。
(もちろん、他にもたくさんアフリカンプリント本一般はあるけど)
★
過去記事にも書いたけど、
わたしの曾祖父はこのときの大阪商船のアフリカ定期航路で
繊維業界関係でアフリカに渡っている(と思われる)ので
生きていたら、この本に書かれている戦前の話も
直接の当事者として聴けただろうなと思いながら読んだ。
1930年代に曾祖父が朝日新聞に載ったと祖母(曾祖父の娘、92歳)が言うので
このころの大阪商船やアフリカ航路にまつわる新聞記事を
数年分徹底的に調べたことがある。
曾祖父の名前はなかったけれど、
関連事業らしきアフリカへの販路拡大の記事は何本か見つかり、
スクラップしてある。
当時、海外への販路開拓に熱心だった日本は、
各地の国際見本市に出展したりと精力的で、
とても印象的だった。
(「土人は親日的である」と書かれていた。色んな意味ですごい・・・)
やがて戦争に向かっていく雰囲気も
新聞から見て取れた。
★
わたしのお店Rupurara Moonでも、
アフリカンプリントは、カンガ、チテンゲを扱っている。
(6/12までお休み中です)
買い付けは、だいたいザンビア、ケニア、タンザニアで行ったもの。

(↑ザンビアにて)
生地の種類、質。
プリントの種類。模様の特徴。
そして、どのようなルートで販売されているのか。
そういったものから、色んな社会経済的背景が見えて来る。
布ひとつとっても、とても興味深い。

この本に、
「アフリカンプリントが買えるお店」として載せていただけなかったのは
とても寂しいけど!
次は載せてね。
★
プリントだけではなく、
アフリカンアートやクラフトという観点でも
色んなアフリカの国々を見ていると
その国の歴史的背景や社会文化的な要素が見えて来る。
アフリカンクラフト屋さんをやっていると、
とても興味深い。
書きまとめられるといいな。
★
==
■ Amelia Oriental Dance (Facebookpage)
■ 『心と身体を温めるリラックス・ベリーダンス』
■ 『ベリーダンサーのためのバレエ・エッセンス』
■ The Rhythm of Sunrise 〜ベリーダンサーAmeliaラジオ〜>
■ Rupurara Moonアフリカンビーズ&クラフト



アフリカンプリント:京都で生まれた布物語
アフリカンプリントは1950〜1960年代ごろ
日本製が大きなシェアを占めていたという話は
このブログにもずいぶん前に書いたことがある。
2013年5月28日付の記事
日本からアフリカへ渡るカンガ。
この企画展でも大変貴重な当時の布が展示され
解説も非常に面白かったのだが、
この本は、かなり詳しく
しかも貴重な情報や残存する資料の写真もカラーで添えられていて
とてもよくまとまっている。
この本一冊で、日本のアフリカンプリントの歴史の勉強になります。
(もちろん、他にもたくさんアフリカンプリント本一般はあるけど)
★
過去記事にも書いたけど、
わたしの曾祖父はこのときの大阪商船のアフリカ定期航路で
繊維業界関係でアフリカに渡っている(と思われる)ので
生きていたら、この本に書かれている戦前の話も
直接の当事者として聴けただろうなと思いながら読んだ。
1930年代に曾祖父が朝日新聞に載ったと祖母(曾祖父の娘、92歳)が言うので
このころの大阪商船やアフリカ航路にまつわる新聞記事を
数年分徹底的に調べたことがある。
曾祖父の名前はなかったけれど、
関連事業らしきアフリカへの販路拡大の記事は何本か見つかり、
スクラップしてある。
当時、海外への販路開拓に熱心だった日本は、
各地の国際見本市に出展したりと精力的で、
とても印象的だった。
(「土人は親日的である」と書かれていた。色んな意味ですごい・・・)
やがて戦争に向かっていく雰囲気も
新聞から見て取れた。
★
わたしのお店Rupurara Moonでも、
アフリカンプリントは、カンガ、チテンゲを扱っている。
(6/12までお休み中です)
買い付けは、だいたいザンビア、ケニア、タンザニアで行ったもの。

(↑ザンビアにて)
生地の種類、質。
プリントの種類。模様の特徴。
そして、どのようなルートで販売されているのか。
そういったものから、色んな社会経済的背景が見えて来る。
布ひとつとっても、とても興味深い。

この本に、
「アフリカンプリントが買えるお店」として載せていただけなかったのは
とても寂しいけど!
次は載せてね。
★
プリントだけではなく、
アフリカンアートやクラフトという観点でも
色んなアフリカの国々を見ていると
その国の歴史的背景や社会文化的な要素が見えて来る。
アフリカンクラフト屋さんをやっていると、
とても興味深い。
書きまとめられるといいな。
★
==
■ Amelia Oriental Dance (Facebookpage)
■ 『心と身体を温めるリラックス・ベリーダンス』
■ 『ベリーダンサーのためのバレエ・エッセンス』
■ The Rhythm of Sunrise 〜ベリーダンサーAmeliaラジオ〜>
■ Rupurara Moonアフリカンビーズ&クラフト





コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。