台湾文学翻訳家 天野健太郎さん。

いつものコーヒー店の常連さんで、
たまにお会いするとたくさん本のお話などを
聴かせてくれたひと。

わたしが、二十年来追いかけていて
絶対に邦訳出版をしたいと思っている作家ベッシー・ヘッドの翻訳本のことについて
たくさん相談に乗ってくれたひと。

昨年11月に、とつぜん47歳の若さでさようならをしたひと。



昨年末に開かれた天野健太郎さんを偲ぶ会でいただいた
「遺稿集」がずっと後回しになっていたのだけれど、
じっくりと全部読んだ。


すごいはっきり声が聞こえるようだった。

彼のしゃべり方、頭の回転の速さ、
思考のクセ、ストレートで迷いのない物言い。

でもほんとうはやさしいところ。

翻訳とは全然違う、いつものコーヒー店で隣に座って
しゃべっていたときの空気がよみがえった。

胸がいっぱいだよ。



そして元気になった。



ところで気づいたんだけれど。

インタビュー記事書き起こしのこのくだり、
しゃべってるとききっとわたしのことを少しだけ思い出してくれたよね!??



「で、外国文学といわれているものがあって、そこにはエンタメとかミステリーとかSFとかもあるけど、外国語ものを読むのは半分か3分の1。さらにマイノリティの少数派の言語としては中国語、タイ、チベット、スペイン語、トルコ語、アフリカンとかいろいろあって、それと一緒の並びだと思うんだ」

アフリカン。(笑)ここ。

まあ、アフリカ語っていう言語はないんだけどね。
ていうか、ベッシー・ヘッドは英語だし、アフリカ文学は多くが仏語か英語だけれどもね。

マイナーグループなのはたしか(笑)

でもちょっと、このくだり読んで、うふってなった(笑)

わたし、頑張るね。

ベッシー・ヘッドの翻訳本、出版を実現させる。

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他にも、心に響いたうつくしい箇所があったんだけど、
次の記事にします。


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過去記事:








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