近いのでほんの一泊だけなんだけれど、両親宅へ。
長年の懸案だったのは、
古い荷物で溢れかえっている恐ろしいクローゼット。
いつも慌ただしかったため、これを綺麗にする機会がなかったが、
今回こそはと思って手帳に書いていた。
★
こわいので全貌を写した写真はありません。

まず、ファイル・書類の類に着手しました。
とりあえずダンボール6箱を開けて整理。

大学生の頃にアフリカ研究を始めたので、
その頃の資料からもう山ほど。
とくに、作家ベッシー・ヘッドのことについては
膨大な資料があります。
しかもこれ、ほんの一部なんです。
わたしの自宅にも、本棚1段分の「資料のみ」のスペースがあるの。実は。
95年に大学入学し、96年ごろからアフリカに出会い、
98年にボツワナと南アに行ったこと。
そのときの、大学生だったわたしは、
大学の資料室で見かけたダイレクトリーを元に
ボツワナや南アで関係しそうな研究機関や大学、団体に
エアメールを書きまくってきっかけをさがしたのでした。
その資料、残ってた。98年。
*このストーリー、詳しいことはわたしのKindle本に書いています。
そして、
このころからずっと、ベッシー・ヘッドの小説で邦訳が出ていないうちの一冊を
どうしても出版したくて、たくさんの出版社や関係者に掛け合い、
翻訳のドラフトをノートに書いたりシノプシスを書いたり、
とにかくたくさんのことをしていた記録が残っていた。
あのころから、20年くらい経っているけれど、
まだ、本の出版は難しいと言われて百万回くらい突き返され、
出版は実現できていない。
最近、英語版では同書の編集し直した最新バージョンが出版されたし
各国語に訳されているし、英語版なんて数知れず版を重ねているから
不可能ではないと思っていますが。
絶対に、ベッシーの小説をわたしの訳で出版します。
過去の自分、ありがとう。

あとは大学院の資料が大量。
エディンバラ大学アフリカ研究センターの修士課程では
とにかく課題がものすごく山積みで大変だった。
その資料、わたしほとんど持っているんだな。
一度の講義に対して、リーディングリストが膨大にある中で、
よく頑張ったなと思う。
★
2000年から2001年にかけてのその資料。
心にしみたけれど、わりと捨てることにしました。
資料として古いので、今更見返すこともないだろうし、
第一、膨大すぎてどんな資料を持っているのかさえ
覚えていないものがほとんど。
人生って、寂しいけれど、
たくさんのものを断捨離して、マインドのスペースを
あけていかないと生きていけないんです。
だから、過去の頑張っていた23歳くらいの自分に感謝して、捨てた。
★
でも自分が書いた大量のノート、エッセイ、論文、レジュメ。
そういうものはとっておくことにしました。
そして、2003年ごろに何度か大学で講義をさせてもらったときに
学生さんからたくさんもらった「ベッシー・ヘッドの講義は面白かった!」という
大量の感想メモも出てきた。
感動が蘇りました。ありがとう。
★
最近、人生って短いということをほんとうに身近に感じています。
身近なひとが47歳で亡くなったからというのがいちばんの理由。
そして、作家ベッシー・ヘッドが亡くなったのは48歳です。
死ぬまでに何をするか、
生きている間に、どれだけ自分をハッピーにし
周囲の大切なひとをハッピーにするか。
そういうことを考えた時、
心が少し痛んだとしても、やっぱり古いものを捨てていかなきゃならないときも
あるんではないかと。
20歳ごろの自分と向き合いながら、そういうことを思いました。
心の中に、これら全てのことは残っている。
それは、「今」を最高に幸せに生きるために。
★
この作業、やっぱりやってよかった。
私自身にとって、とてもとても
大切な時間。
まだまだ、膨大な資料、そして書籍、
あと捨てられなかった訳のわからないガラクタ(!)が山ほどあります。
人生のコマを先に進めるために、
心を込めて過去の自分を優しく認めてあげようと思います。
日本はゴールデンウィーク。
お休みの人も、そうでない人も、
最高に幸せの「今日」をお過ごしください。
==
■ Amelia Oriental Dance (Facebookpage)
■ 『心と身体を温めるリラックス・ベリーダンス』
■ 『ベリーダンサーのためのバレエ・エッセンス』
■ The Rhythm of Sunrise 〜ベリーダンサーAmeliaラジオ〜>
■ Rupurara Moonアフリカンビーズ&クラフト


長年の懸案だったのは、
古い荷物で溢れかえっている恐ろしいクローゼット。
いつも慌ただしかったため、これを綺麗にする機会がなかったが、
今回こそはと思って手帳に書いていた。
★
こわいので全貌を写した写真はありません。

まず、ファイル・書類の類に着手しました。
とりあえずダンボール6箱を開けて整理。

大学生の頃にアフリカ研究を始めたので、
その頃の資料からもう山ほど。
とくに、作家ベッシー・ヘッドのことについては
膨大な資料があります。
しかもこれ、ほんの一部なんです。
わたしの自宅にも、本棚1段分の「資料のみ」のスペースがあるの。実は。
95年に大学入学し、96年ごろからアフリカに出会い、
98年にボツワナと南アに行ったこと。
そのときの、大学生だったわたしは、
大学の資料室で見かけたダイレクトリーを元に
ボツワナや南アで関係しそうな研究機関や大学、団体に
エアメールを書きまくってきっかけをさがしたのでした。
その資料、残ってた。98年。
*このストーリー、詳しいことはわたしのKindle本に書いています。
そして、
このころからずっと、ベッシー・ヘッドの小説で邦訳が出ていないうちの一冊を
どうしても出版したくて、たくさんの出版社や関係者に掛け合い、
翻訳のドラフトをノートに書いたりシノプシスを書いたり、
とにかくたくさんのことをしていた記録が残っていた。
あのころから、20年くらい経っているけれど、
まだ、本の出版は難しいと言われて百万回くらい突き返され、
出版は実現できていない。
最近、英語版では同書の編集し直した最新バージョンが出版されたし
各国語に訳されているし、英語版なんて数知れず版を重ねているから
不可能ではないと思っていますが。
絶対に、ベッシーの小説をわたしの訳で出版します。
過去の自分、ありがとう。

あとは大学院の資料が大量。
エディンバラ大学アフリカ研究センターの修士課程では
とにかく課題がものすごく山積みで大変だった。
その資料、わたしほとんど持っているんだな。
一度の講義に対して、リーディングリストが膨大にある中で、
よく頑張ったなと思う。
★
2000年から2001年にかけてのその資料。
心にしみたけれど、わりと捨てることにしました。
資料として古いので、今更見返すこともないだろうし、
第一、膨大すぎてどんな資料を持っているのかさえ
覚えていないものがほとんど。
人生って、寂しいけれど、
たくさんのものを断捨離して、マインドのスペースを
あけていかないと生きていけないんです。
だから、過去の頑張っていた23歳くらいの自分に感謝して、捨てた。
★
でも自分が書いた大量のノート、エッセイ、論文、レジュメ。
そういうものはとっておくことにしました。
そして、2003年ごろに何度か大学で講義をさせてもらったときに
学生さんからたくさんもらった「ベッシー・ヘッドの講義は面白かった!」という
大量の感想メモも出てきた。
感動が蘇りました。ありがとう。
★
最近、人生って短いということをほんとうに身近に感じています。
身近なひとが47歳で亡くなったからというのがいちばんの理由。
そして、作家ベッシー・ヘッドが亡くなったのは48歳です。
死ぬまでに何をするか、
生きている間に、どれだけ自分をハッピーにし
周囲の大切なひとをハッピーにするか。
そういうことを考えた時、
心が少し痛んだとしても、やっぱり古いものを捨てていかなきゃならないときも
あるんではないかと。
20歳ごろの自分と向き合いながら、そういうことを思いました。
心の中に、これら全てのことは残っている。
それは、「今」を最高に幸せに生きるために。
★
この作業、やっぱりやってよかった。
私自身にとって、とてもとても
大切な時間。
まだまだ、膨大な資料、そして書籍、
あと捨てられなかった訳のわからないガラクタ(!)が山ほどあります。
人生のコマを先に進めるために、
心を込めて過去の自分を優しく認めてあげようと思います。
日本はゴールデンウィーク。
お休みの人も、そうでない人も、
最高に幸せの「今日」をお過ごしください。
==
■ Amelia Oriental Dance (Facebookpage)
■ 『心と身体を温めるリラックス・ベリーダンス』
■ 『ベリーダンサーのためのバレエ・エッセンス』
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