*7/21の『シークレットガーデン・シアトリカルベリーダンスショー』のステージを彩った数々の物語について書いています*(ステージ写真はフォトグラファーHORIさん)
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さて、続きです。【1】〜【6】も読んでね!!!
Ripples 「水面の波立ち」
真夜中の庭園、水面から現れるのはさくらグラッセ。
Ameliaの振付です。
(このオープニングは工夫しましたよ)
ファンベールは、青い光を反射するためにあえてブルーではなく「白」に。
静かな水面に、波が。
シンプルな動きですが、これもシアトリカルらしく一曲でストーリーの展開があるようにつくりました。
群舞で魅せるって、ほんとうに可能性がたくさんあって未知なる世界がどんどん広がります。
ほんとうに魅力です。
この曲では、動きはシンプルでしたが
フォーメーションはみんなに相談しながら工夫を重ねて
わりと作りこみました。
水の変化を表すように・・・。
そして、この曲Al Iman Wal Asrとは
まさに出会いでした。
ほんとうに水の表面に月明かりが落ちて揺れているような。
Ameliaは、必ず振付の中にそれぞれのソロパートを作ります。
誰かひとりだけがずっと主役ではなくて
いつも、みんなにスポットが当たるものを作りたい。
みんなきれい・・・・
両手のファンベールを激しく打ち合わせると、ベールが上へするすると登っていくのです。
噴水のような瞬間をつくりました。
この演目の終わりに
お客様からひときわたくさんの拍手をいただいたように感じました。
ありがとうございます。
長い時間の苦労も、その瞬間できらめきに変わります。
Hanging Gardens of Babylon 「バビロンの空中庭園」
エリザベス作の新しい振付バビロンの空中庭園。
フラフープは、エリザベスオリジナルのアイディアです。
これがまた、とても面白いプロップでした。
ひとりでアサヤみたいに使ったり、色んなことができるだけでなく
複数名で立体的なものができるのです。
まさに、バビロンの空中庭園。
出演は、ペルシカ(エリザベス、ハスナ、ラジ、サンプリティ)そして
ザンベリーのジュリアfrom ロシア。
もちろん、一週間前に初めて合わせました。
この二人がフラフープを重ねあいベールの中で回転したのをご覧になりましたか。
これは、「ラブシャワー」といいます
フラフープだからこそ生まれる幻想的な瞬間です。
そして、二人はフラフープを交換するんですよ。
最後は、ジュリアのソロパート。
このショーでは、皆が主役です。
海外勢は、みんなプロで活躍していて、
ラジもハスナもサンプリティもそれぞれ自分のプロデュース曲があり、
ラーシャ・ナジーラ(インド古典舞踊)はソロがありました。
でも、ロシアから情熱の塊みたいにして自ら飛行機に乗ってきたジュリアは
ソロパートがなかったので、急きょエリザベスがこれを彼女に踊らせたのです。
(無茶ぶりとも言う)
さすが、情熱的にうつくしく舞ってくれました。
うつくしく情熱的で、情にあふれるジュリア。
ザンビアで出会ったころには、
こうして本当に東京に来てくれて
ステージをともにすることがあるだなんて夢にも思っていませんでした。
人生って何があるかわからない。
★
この曲は本当に特別な曲なんです。
ずっと以前からエリザベスが気に入っていたLight in Babylon
ほんとうに美しい曲で、心が掴まれます。
このバンド、どの曲もすばらしいんです。
この曲をショーのここに持ってくるとは、
エリザベスも粋だわ、ってひそかに思ってました。
それくらい、インパクトがあって深く、かっこよいです。
Passionate Sun Dance 「情熱の太陽の踊り」
そして!!
華やかにショーをびしっと盛り上げてくれるのは、もちろん
ベリーダンス☆レボリューション!!
輝く笑顔!
楽しいオーラが体中から放たれて
お客さまも楽しい気持ちにさせてくれる。
さすがのチームワークです。
それぞれの個性も光っています。
彼女たちと出会えて、
彼女たち自慢の曲を、シークレットガーデンで演じてもらうことができて、
ほんとうに幸せです
Amelia、すべての演目を裏で観ながら泣いてました。(猛然と着替えながら)
最高の笑顔!!
すてきな写真です
そして、ショーはフィナーレへ・・・・
(つづく・・・・)
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