*7/21の『シークレットガーデン・シアトリカルベリーダンスショー』のステージを彩った数々の物語について書いています*(ステージ写真はフォトグラファーHORIさん)
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両親に言われておうちに引きこもりっぱなしの高校生マキをこっそり街へ連れ出してくれたり
↑MIYABY先生。さすがプロ。
↑人間、チャレンジ精神が大事よ by アメリア
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両親に言われておうちに引きこもりっぱなしの高校生マキをこっそり街へ連れ出してくれたり
いつもやさしく接してくれたのは、マキのおじいちゃん。
ある真夏の夜、そのおじいちゃんが置いて行ってくれた本を手に、
マキはこっそり家を出てしまいます。
向かった先は、小さなころに連れて行ってもらった「シークレットガーデン」
そこでひとり静かに本を読み始めるマキ。
やがてマキが眠ってしまうと、木がゆっくりと動き始め・・・
物語がはじまりました。
本は、レバノンの詩人ハリル・ジブラーンの詩です。
この美しい木々は「セクシーツリー」(笑)
表情豊かに演じてくださったのはタンゴジャズフュージョンで踊ってくださった
タンゴルージュの皆さんです。
まるで、イラストレーターのポリー・ビームさんが描いてくださった
美しく魅惑的な真夜中の庭園の不思議な空間が
そのまま再現されたかのようでした。
物語は、ビルカシャの王子の宮廷から始まります。
宮廷の面々は、二階席から客席を通ってステージへ。
テーマは、ジブラーンの美しい詩のひとつ「踊り子」です。
この美しい踊り子は、titi
ベリーダンス☆レボリューションとSakura Glaceの両方で大活躍の彼女は、
さすが、詩の世界をうつくしく再現してくれました。
お客様だけでなく、宮廷の人々の役を演じていた皆も、
ほんとうに魅入ってしまう素敵さでした。
まさに詩の世界から飛び出してきたようなパーフェクトな踊り子でした。
王子役は、ゲストダンサーのKaQ
歩く様子、座っている様子、表情、すべての仕草が、オーラを放っています。
完璧にビルカシャの王子を演じてくださいました。
みんな王子に惚れました(笑)
踊り子の踊りに魅了された王子は、彼女にネックレスの贈り物を。
(この部分は、エリザベスの創作)
王子の二人のお付きの者たちは、もちろんエリザベスとアメリアです。
昔、ビルカシャの王子の宮廷に、踊り子が彼女の楽隊とともにやって来た。彼女は宮廷に入ることを許され、王子の前でリュートやフルートやツィターに合わせて踊った。彼女は炎の踊りを踊り、剣と槍の踊りを踊り、星の踊り、宇宙の踊りを踊った。それから彼女は風の中の花の踊りを舞った。踊りが終わると、彼女は王子の玉座の前に立ち、彼の前でふかぶかとお辞儀をした。すると王子は彼女にもっと近くに来るよう命じ、彼女にこう言った。「美しい女、優美と歓喜の娘よ。そなたの芸術はどこから生まれるのか?そしてそなたが、そなたのリズムと韻のすべての要素を操っているとはいったいどういうことなのか」踊り子は王子に再びお辞儀し、こう答えた。「力強くて典雅でもいらっしゃる陛下。わたくしは陛下の問いに対する答えを知りません。でもこれだけは存じております。哲学者の魂は哲学者の頭の中に住み、歌い手の魂は歌い手ののどに留まります。しかし踊り子の魂は踊り子の身体のすべてに宿っているのです」〜『漂泊者(さすらいびと)』より「踊り子」〜
ちなみに、ジブラーンの詩の朗読は、
この道のプロフェショナルであるSakura GlaceのメンバーMIYABYが担当。
ベッドサイドストーリーを読み聞かせてくれるような
やさしく温かい声で魅了してくれました。
そして、マキの声は朗読なんてど素人のアメリアががんばりました(笑)
MIYABY先生、ご指導ありがとうございました。
(そしてものがたりはつづく・・・・)
↑MIYABY先生。さすがプロ。
↑人間、チャレンジ精神が大事よ by アメリア
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