常々思うことは、差別や偏見に対抗しようとして、その差別そのものにフォーカスすることで、かえって差別を助長してしまったり、固定化させてしまったりすることもあるのではないかなということ。

他者によるそのような偏見や先入観を強めてしまったりすることもあるのではないかということ。




「フェミニスト」や「フェミニズム」ということばに昔からちょっと無意識的な嫌悪感や違和感を覚えてしまうのは、たぶんそういうことなんじゃないかなと思う。

たとえば、あるアフリカ社会で女性に対する差別的な社会規範または社会的通念(social norm)があるのだとすれば、そこにフォーカスしてしまうことで、その差別があることが前提というアプローチになってしまう危険性がある。

そして、一部の「フェミニスト」や「フェミニズム」は、<女性がどれだけ差別の被害を受けているか>ということに極端なフォーカスをするから。
もちろん、差別や偏見はその社会的背景があっておきるものだから、女性だけにフォーカスしていては意味がない。

今になってこうして言語化できつつあるけれど、大学生くらいのころ無意識的に南アフリカの作家ベッシー・ヘッドにひかれたのはこういう理由も一つだと思う。

(ベッシー・ヘッドについては、わたしのKindleエッセイをぜひ読んでください)




彼女をフェミニストと解釈する研究者は少なくないのだけれど、わたしの大学生のころからの持論は、彼女は「女性だけにフォーカスしていない」ということだ。

そんなバイアスがかかっていたら、かえって差別を助長するような行為になりかねない場合もある。
差別があることが前提となるから。





これはもちろん、多くのケースで言えることだ。

何か悪いことが起きてしまったら、そのことばかりを責めたてていては何の解決にもならないし、むしろ、状況を悪化させてしまう危険性すらある。

現状がこのように悪い、ということではなく、その要因を社会構造や社会文化的背景の文脈から捉え、さらには「どのような形が望ましいのか」を考えていかないと、世の中って変わっていかないのではないかなと思う。




ええっと、こういうことを思うには色んな背景の出来事があってからこそなんですが、とりあえず抽象的なところのみ思うことを書きました。





良い一日をお過ごしください。



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『心と身体を温めるリラックス・ベリーダンス』なんですけれど、10月7日(土)、14日(土)ともに余裕あります。

ベリーダンスのレッスンっていうわけではないんですけど、気軽に音楽と世界観に触れてもらい、無心になることで、精神的にも開放され、心もリラックスすればいいなと思っているので、お気軽に着ていただければと思います。
直接のお知り合いの方でしたら、男性もOKです。

ご参加希望の方はご連絡ください。

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リラックスベリーダンス_201710


『心と身体を温めるリラックス・ベリーダンス』

ベリーダンスの音楽と動きを使ったリラックスサロンです。
ベリーダンスの円を描くような滑らかな動きを中心に、お腹の中心からエネルギーを感じて踊ることで身体を温めて、気持ちもゆるやかにほぐしていきましょう。
・深い呼吸で溜まったものをリリースする
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 (簡単な振り付けも行います。ダンスが初めての方も大歓迎です)



日 時:  2017年10月  7日(土) 17:15-18:15
 2017年10月14日(土)18:15-19:15 

場 所: 池袋近辺のスタジオ(お申し込み後にご連絡します)
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