ザンビア32日目。(金曜日の夜に書いてます。土曜朝、公開設定)

どれくらいわたしのようなひとがいるかどうかわかりませんが、行列などがとても苦手です。
というか、混んでいるカフェで後から来た人に席を取られてしまうとか、カウンターで後から来たひとの方を先に対応されてしまうとか、わたしものすごくよくあります。もちろん日本で。

自分がどんくさいのか、存在がお店の人や他のお客さんに見えていないのかなんなのか。

がつがつとアピールしていないからなんでしょうけれど、とても悲しい気持ちになることもあります。




フォーク型とかフォーク並びっていうのご存知ですよね。


複数窓口などがあるところで、一列に並び、あいた窓口から順にお客さんが行くっていう方式。

トイレなどでもそうですね。

調べてみると、欧米では一般的らしいですね。日本でもかなりそうですね。

わたしのような人間は、ほんとうにものすごい高確率で「ダントツ遅い行列」に当たってしまって後から来たひとの方がさっさと先に行ってしまうことになるので(自信あり)、このフォーク型だとだいぶ助かります。





アフリカ諸国では、記憶にある見たことが限りなかったんですが(銀行や携帯電話ショップなど番号札制にしているところは別ですが)、例の高級スーパーFood Lovers Marketではそうでした。

たくさんレジがあって、お客さんは一列に並んであいたところから行く。




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とはいえ、フォーク型の習慣がないこの国のこと。

このスーパーのレジの前には、ちゃんとスタッフさんがいてあいたレジを案内してくれます。
日本の大型店舗(ロフトとか)などみたいに。

そして、レジまでに向かう通路を細めに一列に並べるように工夫してあって、そこにお菓子が所狭しと並んでいます。
そうすることによって、レジ手前までの入り口はひとつ=一列、すなわち自然にフォーク型になりますね。



で、このフォーク型に慣れていた日本人な自分。

案内スタッフさんがいなかったときにも、勝手に「この店はフォーク型」と思い込み、おとなしく待っていました。

すると、例によってたくさんのひとに普通に抜かされました。
しかも、若干通路が狭いから、がんがんぶつかられながら(泣)

そして皆さん、塞がっているレジに並んでいくのです。


ぶつかりながら抜かしていかれた皆様、わたしはいったい何を待って突っ立っているのかとお思いだったのでしょうか。


・・・とかいう話は通用しないですね。

すごく悲しい気持ちになったのも、ちょっといらだちを感じたのも、自分のせいですね。

自分の勝手な価値観で並んでしまったのですから。




すてきなスーパーだったとはいえ、やっぱりここはザンビア。

なかなかすべての人までに、そのような先進国的ルールは通用しません。
(いくら通路が狭くなっていて、その先にたくさんのレジがあるレイアウトだったとしても、案内スタッフがいないとそんなルール守る人などまずいない)

「我先に」が基本ですね。

わたしはなかなか、「我先に」の国で生き残るのは大変なようです。


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