シンプル主義とオンラインショップは両立するのかという命題について考え続けている。
2009年にオンラインショップRupurara Moonを開いたときには商品もほとんどがジンバブエのワイヤービーズのみだったこともあり、ラインナップも在庫も小規模であった。
今では、アクセサリ、コットンのハンドプリンティング製品、バッグの幅も広がり、かなりすてきなラインナップに成長している。
もともとかわいいもの、素敵なもの、シンプルだけれど品質の良いものなどが好きで、自分自身でも身の回りのものにはわりとこだわっているので、ショップというベースでアフリカの良いプロダクトを紹介できるということに心から幸せを感じている。
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それらの在庫は自宅にすべて保管している。
フルタイムで国際協力関係の仕事をしているので、実店舗は無いし、オンラインショップでも思うように時間と労力が割けずに最低限になってしまうことも少なくない。
そんな中でわたしの頭を悩ませ心の重荷となってきたのが、何を隠そう「スペース問題」だ。
なんせ、ショップ関連のものが部屋を占拠している割合が半端ない。
ショップというのは在庫だけではない。
段ボールや緩衝材、各種梱包用品。ギャラリー展用の各種展示グッズ(さすがに什器とまではいかないが、ディ
スプレイ棚となる材料がたくさんある)、お客様用の紙袋各種などなど・・・。
それだけ複数のキャビネがわたしの生活空間を占めているのである。
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2010年ごろから、ドミニック・ローホー氏のシンプル主義に傾倒している。
このひとの本は、わたしの生き方を大きく変えたといっても過言ではない。
とにかく、自分軸。とにかくシンプル。
↓この一番最初の本がシンプルにまとまっていて好き。
↓こちらは最新刊かな。
今ではわりとシンプルに生きていて、(メンタル的にも物理的にも)かなり断捨離モードに入ることも少なくないわたしだけれど、どうしても「ショップ」という壁にぶつかってしまうのである。
レンタル倉庫を借りればいいじゃないっていうことは言わないでください。
ほんとうに、スペースだけでいくら分の家賃を費やしてきたのかと思う。
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果たして、シンプル主義とオンラインショップは両立できるのか。
この命題を、わたしは何年もの間、考え続けている。
ともかく最近思い立って、段ボールなどの梱包用品やギャラリー展・イベント出店用のお客様用の袋などをごっそり処分させていただきました。
オンラインで出る商品は小物が多くてほとんどクッション封筒程度で足りるし、段ボールは必要な時に入手することにした。
そして、ギャラリー展は今年開催予定はないためだ。
何年もの心の重荷が、少しずつ溶けていく感じがした。
今まで、「いつか必要になるかもしれないものだから」という認識だったのが、「処分する」という脳に動いた途端、それがすごい分量だったことに気付いた。
このことは、ほんとうに人生の教訓だと思う。
またわたしの人生がますますハッピーになってしまった
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そうするとお店の方の風通しも良くなる気がする。
ひたすら売ればいいということではなくて、これからはますます商品も限定され、選び抜かれたものだけになっていくイメージを持っている。
そうすると、Rupurara Moonというブランドがますます楽しくなってきた。
そんな気がする。まだまだ試行錯誤中ではあるが。
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ちなみに、ベリーダンスもやっているため、ダンスグッズや衣装・小物類のスペースも半端ない・・・
シンプル主義と、どのように両立させるか。
びっくりするほどミニマリストでDIYな、バレエ・エッセンスのあやこそさんを見習いたい。
(参考:ゆるりまいさんのおうちのレベル感にもう少しで到達する勢いのあやこそさん)
↓参考文献
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カラーミーショップ大賞2016にノミネートされています。
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