つい先日、2月の末日になって夏休み最後のまっさらな宿題よろしく、一気にボルテージあげていることについてFacebookでこぼしていたのだが。

(ほんとに2月が一日多くて助かった)

ひと月と少し前に、昔英国での修士でお世話になった教授からお声をかけていただき投稿することになった「短いけれど割とまとまった文章」について、必至で作業をしていたのである。

日本の先輩方が多く寄稿しているそのニュースレターは、毎回かなりの原稿本数があり、ずいぶんアカデミックだった。自分がまさかそれに書くなど想定したことがなかった。


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大御所の教授はすごいもので、ほんとうに学生の(もう学生じゃなくなって15年くらい経つけど)ポテンシャルを引き出す魔法を持っているんじゃないかというくらい。

とくに専門分野のトピックではなかったから不安だったけれど、与えられた課題は実に明確で、そしてわたしが興味を持っているものであった。(って言ったら、じゃ、書いてくれるね?となったんだがね←結局自分か)


教授のパワーとスピードは目に留まらないくらいすごくて、きっと一般的な人の何十倍もの濃い中身の人生を生きているはず。


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結局、2月はショーがあったり急遽ザンビアへの出張が入ったりなんだりで、最後の最後まで持ち越してしまうこととなり(機内でも作業をしようとして、寝た)、あと一日ってときに資料集めからやっていたのだが、なんとか奇跡的に何かのスイッチが入って終わらせることができた。


英文でまとまった文章で自分の考え方を書くなんて(仕事の報告書ではよくあるけれど)、どれくらいぶりだったのだろう。


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逆に時間的に少しだけ余裕が出たので、ひと月前にプルーフリーディングだけお願いすると宣言していた、お仕事関係のある某国人のお方にチェックをお願いした。


正直、わたしとはずいぶん違った政治観を持つお方なので、どうなることやら心配だったのだけれど、さすが人生の先輩。(70代)

わたしの文章の雑な面も実にクリアに導いてくださり、結果として論調もわたし自身の考え方をきちんと反映したものとなった。そして、実にわかりやすいアドバイスをくださった。


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その方も、教授も、年の頃はもはやおじいちゃんだ。

でも、そのバイタリティのすごさと、仕事の素早さと、そして的確さったら、当たり前だけれどほんとうに何倍もうわてでかなわない。


そして、自分の書いたものは積極的にいろんな方に意見をもらうということがどれだけ大切かということを思い出した。

あわただしくてそんな丁寧な作業を忘れがちだけれど、やっぱり気づかなかったり、自分で自分自身をごまかしていたり、そこで新しい視点を与えてもらったり。英文法のことだけではない。

もう、ほんとうにありがたい時間だった。




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まだその原稿のイシューはこれから出されるわけで、編集にあたり、たぶんたくさん変更修正がくるのだと想定されるけれど、でもわたしの中でこのような機会に恵まれて、原稿の形で文章をまとめるのってほんとうに大切なことなのだと思った。


いつだったか上司に、ブログじゃなくて論文書きなさいと言われたのを思い出す。


少しずつだけれど、まとまった形の文章というのもやっていこうと思う。


またどこかで「記事」を書くことができるといいなとも思っている。


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