一昨日の英治出版さんのイベントに出て思ったこと。


BOPビジネスということばになじみのなかった他業種の方には、BOPビジネスが何やら特殊なもののような、ちょっと違った視点で見えるようで、興味深く思った。

ビジネスと社会貢献は両立するか、なんていう話になった時に、わたしはそのような考え方すらなくなればいいというようなある意味喧嘩をうるスタンスのことを言ったんだけど。
(だから、わたしはまじめな方にはよく嫌われちゃうのね)

それは本心で、ビジネスと社会貢献が両立するかという考え方があるということは、すなわちそこに社会貢献にはならないビジネスというものが存在しているということだ。


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BOPビジネス、ソーシャルビジネス。

これらはツールであり、手段であるのであって、目的ではないという原点を忘れてはいけない。

でも、何らかの「型」があって、それをフォローしておけば、ハイ、BOPビジネスですよ?ということになるというのを期待する響きも何となく感じられる。

そうですよね、そりゃ安心できるかも。そんなのがあればね。



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手法としての「ツール」はとても有効。

でも、そこに仕掛けられた罠は何と言っても「手段の目的化」だろう。



コンサルタントというひとたちは(わたしももちろん含め)、分類してみたり類型化したり、名前を付けてみたり、はたまたそれを一覧表とかグラフとかにしてみたり、というのがざっくりした主な仕事です。


でも、「本当の目的」はそれらを足掛かりにして上へ上へ、先へ先へと進んでいくことでしょう?


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たとえば日本の昔ながらの英語教育、ピアノやバレエなどの習いごと。

日本人はとても器用ですぐ「ルール」を覚える。
誰かが決めた「型」を誰かに習って、「型」に従ってやるのが得意。

だから、ベリーダンスの世界でも、いまではものすごく高度化された技術がたくさん詰め込まれている振付が多い。

でも、それって芸術としてうつくしいの?


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この国の社会の特徴は、「ルール化」だと思う。

ルールにして、右へ倣えして、器用にフォローしておけば「安心」であるかのような社会。

でも、それってほんとうに「安心」なの?


安心の裏に、何か重大なことが潜んでいるのを忘れてしまっていない?

そう、決められたルールや「型」に乗って進んでいけば、考える必要がないから。頭使わなくて済むから。


先生、教えてください。
先生、わかりませーーん。説明してください。

BOPビジネスってどうやるんですかー??

まず課題を見つけないとできない〜。(←何かが違っているよね。出発点からして。「ビジネス」をやりたいんだろ?)


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ベリーダンスの世界も、振付をフォローすればクリアしたかのような感じになっている人たちも少なくないと感じている。

そのことはとても残念に思う。


振付を仕入れるためにワークショップに行く。

習う。できるようになる。また新しい振付を習う。


そのままだと、振付コピーマシンにすぎないかな。



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これ、あらゆることに通じるものだと思う。



先日書いた、『オックスフォード流:自分の頭で考え、伝える技術』という本のこと。


ベンジャミン・ブルームのタキソノミーという考え方は、かなりいろんなことに当てはまるのではないだろうか。



■ブルームのタキソノミー(教育目標の分類体系)
ゝ憶する
⇒解する
1用する
な析する
ド床舛垢
α和い垢

 銑が下位、ぁ銑Δ上位。

たいていの人は多くの場合、 銑までクリアして終わってしまうのだそうだ。

学んで、終わる。


それは「下位」のこと。

それをどうやって、ぁ銑Δ泙任離譽戰襪忙っていくかどうかということが大切なのではないだろうか。





ダンスについてもあてはまると思う。


記憶して振付を再現する。

ということではなくて、それを理解し、応用し、分析し、それを評価して新しく創造する。

そういうところまで消化して初めて、大きく進むのではないか。


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誰かに教えてもらうと、楽だから。


だから、忘れてしまいがちなこと。


まあ、それで人生楽しければいいんだけれど。


わたしは、できれば積極的にそんな「ルール化」の罠に気づく度に自分の心に問い、深めていきたいなと思った。





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