火曜日に、病院へ行ってきました。

手術から一ヶ月経ったので一ヶ月検診です。

これまでずっと手術のことは一部の方を除き黙ってきたので、驚かれるかなとも思いましたが、やはりわたしにとってあまりに重要な出来事であり、今後、『あふりかくじらの自由時間』をそのことに言及せずに書くことはできないと考え、ここに書いておきます。

まずお断りしておきますが、命にかかわるような病気ではありませんのでご心配なく。

それでも、腹腔鏡手術であって、傷口こそ小さいものの(ベリーダンサーたるものお腹の傷はやっぱり厳しい!!!)、肝心の内臓はざっくりざくざく切っていますので、一ヶ月はとりあえずダンスもお風呂もなし。職場復帰は二週間後からゆっくり、という状態でした。入院は1週間程度でした。
まだ、内臓の痛みも感じます。完全復活までは少し時間がかかりそうです。


手術を決めたのは5月ごろで、7月から準備のため毎月薬を注射してきたので、どんどんホルモンバランスが崩れてきて、秋のはじまるころにはずいぶんと体調も悪くなってきていたことに、お気づきだったひともいることと思います。

そのころには、20分のレストランショーをひとりでやるには体力が持たない感じであったので・・・。

(レッスンやリハでいつもにもまして汗だくで息を切らしていたのは、ホルモンバランスの悪さのせいでした。ごめんなさい)

10月16日に手術の日を決めたのは、どうしても10月4日のDance Cafe(アルゼンチンタンゴのミニ発表会)に出たかったからでした。
終わったらぼろぼろと泣けてしまったくらい、想いを込めていました。


生きることとか、踊ることのすばらさしさとか。



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病気と治療、手術から入院の経緯等については、6月ごろからこのブログとは別のハンドルネームでブログを立ち上げて、詳しく書いています。

病気の始まりから、心の動きまで。
生活のことから、症状から、メンタル面の大切なことまで。生きることについて思う気持ちまで。


やっぱり同じような悩みを持つ人がたくさん情報を仕入れたがっているようです。
少しでも誰かの役に立てればうれしい。

「あふりかくじら」という名前は2000年から使っていて、もはや匿名性はほとんどなくなり本名のわたしとつながってしまっているので、いまのところ別ハンドルのほうはリンクさせません。

(あまりにリアルだからね。とりあえず直接的にはこのブログの目的とは違うからです)


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心と体はつながっています。


入院と手術で、壮絶な経験(わたくし的には)をしながら、ものすごくたくさんのことを考えました。

そして気づきました。


内臓からの訴えを無視し続けて生きてきたこの十数年のことについて。


2001年に大学院留学を終えてから色んなお仕事をしてきた中で、わたしはずっと自分自身の中にたくさんのストレスをためてきたのだと思います。

それが病気につながったと、わたしは確信しています。

生きていくうえで、「理不尽なこと」ってたくさんあります。
ネガティブな感情は心の中に渦巻きます。

でもわたしは、そのたくさんのモンスターのようなネガティブな感情というものを心の中で飼い続け、他人や環境のせいにし続け自分を省みず、がんがんと体の中に増幅させていたということが良くわかりました。


物理的な冷えや生活習慣、食習慣。

それに加えて、いちばん体を蝕んだのは自分の強烈な「感情」だったということを、自分の身体自身が病気になるということをもって教えてくれました。


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詳しいことは別のブログに書いているので、『あふりかくじらの自由時間』の方には書きません。

いま、生きていることに涙が出るほど感謝し、周りのすべての人たちに感謝し、そして自分の身体と病気に感謝をしています。


内臓は、感情を受け止めるものでもあり、(特定の臓器と特定の感情は結びついているのですよ)危険信号を発してくれるバロメーターでもあります。

いま、メンタル的にもこの十数年の重たいものがすべて解き放たれてデトックスした気持ちです。


もうね、色んなもの見てキラキラうつくしく思えていつも感動してます(笑)

お花とか、音楽とか、誰かのお話とか、あらゆること!
ものすごくハッピーオーラに満ちてます。

この経験を自分ができることで形にしたくて、たくさんアイディアが溢れています。追いつかないくらい。



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Facebookは、入院前からずっと開きませんでした。

(大荷物を持って電車の乗り換えをしたら誰かが助けてくれた、ということを最後に書きましたね。あれは旅行ではなく入院の荷物でした)


とても便利なツールであってほんとうに重宝していますが、一方で心につらい時もあります。

つらい出来事などのニュースもそうですが、それよりも何よりも、身近な誰かの放つネガティブなことばやネガティブな感情がつらいのです。



わたしも、もちろんネガティブな感情が浮かぶことがそりゃあもうたくさんあります。


でも、それは、決して他人や環境のせいだけで生まれるものではありません。

ネガティブな感情の矛先をすべて他人や環境に向け、ネガティブなことばを吐くことで、いっとき解放感や共感をもらえるかもしれませんが、それ以上に重たいものがあとからずっしりと自分を捉えることに気づかなければと思います。

自分自身の心にネガティブな「種」があるからこそ、ネガティブな出来事が起き、他人を攻撃するような言葉を発してしまう。

自分の中の「種」をきちんと認めて大切にしてあげなければ、自分の放った言葉はすべて自分自身に帰ってきて、内臓をザクザクと攻撃します。その傷は蓄積されていきます。



これは、メンタル的なことだけを言っているわけではありません。

ご存知かもしれませんが、ホルモンの分泌と感情は連動し、免疫力システムは「笑い」やプラスの感情から生まれてくるものであり、ネガティブな感情はそれらを打ち負かそうとするものだからです。


身体がだるくありませんか?
女性だったら、生理痛がひどかったりしませんか?
頭痛がしませんか?

すべて、何らかの理由がある身体からの「サイン」です。



必ず、一度受け止めてあげてほしい。

そして、感情をリリースしてくれればいい。


免疫力は高められると信じています。




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自分自身の心の種(認められたいとか)をひた隠しにして、外に対してネガティブな言葉を発するひとがいると心が苦しくなります。

本当は苦しいのだと思います。

どうか、ご自身の心の中が穏やかにハッピーなオーラで満たされますよう、と願っています。


病気にならないように。



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ベリーダンスは、本来、癒しの踊りだとわたしは思っています。

これはホルモンの分泌にも関係しますし、月の満ち欠けにも関係するようなものでもありますし、メンタルデトックスでもあると思っています。

そんな「癒し」を感じることができるベリーダンスを、これからの人生でも楽しんでいきたいと思います。


わたしの中で、国際協力のコンサルタントの仕事も、ベリーダンスもアルゼンチンタンゴも、Rupurara Moonも、すべてつながっていることです。


なかなか見えづらいかもしれませんが、このブログを読んでくださる方は、末永く付き合っていただければと思います。




最後に。


先日お仕事で一緒だった某国の美女Nさん。

とってもキュートできれいだった。
「あの国」から来ているということで、つらいことも大変なこともたくさんあるだろうけれど、きっとわたしの好きなあの曲や踊りが生まれた地域でもあるので、すばらしいところであるはずです。


(わたしがベリーダンスを踊ることは、もっともっと仲良くなって誤解されないようにならないと言えたものではないけれどね)


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世界が「闘い」とか「屈しない」とか間違った意味での「連帯」という言葉を使うことなく、ほんとうに平和になってほしい。ほんとうに。



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