すごい。

なんと!!

カーマ様のアニメが今年公開されるようだ。



こんな記事があった。


Animated film “I am Khama” delves into Botswana’s colonial past


この偉大なる方Khama IIIは、ボツワナにゆかりのあるひとだったら必ず知っているでしょうお方。


Chief-khama-III





ボツワナという国は、英国の「植民地」として搾取されることを防ぐために、苦渋の決断で「英国保護領」を申請し独立前まで「英国保護領ベチュアナランド」だった。

当時は、南アフリカみたいに自然や気候が穏やかで住みやすく資源が豊富、という状況とは対照的に何にもない土地でもあったからだ。
(わりと乾燥していて、半砂漠みたいな地域が多い。西側にはカラハリ砂漠が広がっている。北にはデルタ地帯がある)

このことが国家を守ったといわれている。

ダイヤモンド鉱脈が見つかったのは、1966年の独立後だった。

その保護領という決断を下したのがこのカーマというひとだ。


バマングワトの人々の「首長」でもあった。


I-Am-Khama-III-screenshot-from-trailer


んまあ!


ボツワナは民主化が進んでおりとても安定的な政治と驚くほどの経済成長で有名。
はっきりいって、経済的にはずいぶん豊かで安定した国だと思う。

もちろん民主的に選出された現大統領もカーマ一族であり、人気を集めている。

(一方で、サンの人々の問題やもろもろの政治的問題を抱えてはいるものの、わいろも少なく治安も悪くない。人口が少なく安定していて、街はとてもきれい)



images



そして、南アフリカ出身で独立前夜のボツワナ(ベチュアナランド)に亡命し、1986年にこの世を去った作家ベッシー・ヘッドは、このカーマ一族のことを何十年も追いかけ、調べ、ファンになり、10年かけて歴史小説"A Bewitched Crossroad"を書いている。


ちなみに、わたしはその小説を題材に英国エディンバラ大学で修士論文を書いた。
2001年のこと。


1998年に大学生だったわたしも、カーマ一族の縁の地であるボツワナのセロウェ村に行き、そこで22年間生きたベッシー・ヘッドがまさに史料を夢中になって繰っていたであろうKhama III Memorial Museumのその場所で、ベッシー・ヘッドの山のような原稿や書簡などの資料を読みまくった。


ベッシーはいつかカーマのことを小説にしたいと思っていたし、わたしはベッシーの作品を日本語にして世に出したいと思っていた。

あれから驚くほどの年月が過ぎてしまったにもかかわらず、わたしの日本語訳の小説はまだ出版社をひとつずつ当たっては砕けているところである。


でも、声をかけてくれるひとも応援してくれるひともいる。

絶対に、日本語でベッシー・ヘッドのうつくしい小説を出版できるまであきらめるつもりはない。


結局、ときどき思う。

わたしって、ベッシーにちょっと似てるのな・・・。







アニメはカナダのアニメスタジオさんが作っているようだ。

脚本はなんと英国人とのこと。

ボツワナのひとはいるのかいないのかとくに書いていないみたい。



植民地時代の英国が描き出されるので、どのような作品になるのか色んな意味でものすごく注目だと思う。



アニメの質的にはアレだけれど(!)、声が入ってドラマ化されているのを見て、思わずうるっと来てしまった。


ベッシーがあれだけ十年もかけて熱心に仕上げたボツワナの歴史物語。

それがここにある。


ほんとうにすごいドラマティックなストーリーだもの。
きっと素晴らしい作品になるはず。




そういえば、カーマの実写版映画の作成の話ってその後どうなったのかな?



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