おしゃれなバッグをRupurara Moonに仕入れたばかりですが、そのバッグが作られている南アフリカでは二週間以上前からダーバンに始まった移民排斥運動が激化し、すでに何名も殺されてしまったとのこと。

ターゲットとなったのはジンバブエ人だけでなく、出稼ぎに来ているモザンビークやナイジェリアのひとたちなどたくさんいるわけですが、圧倒的に移民人口が多いのはジンバブエ人ですから被害も大きいようです。


外国人に仕事を奪われてしまうという不満と不安を日ごろから抱えた人々が爆発してしまったようで、事態はかなり深刻そうです。


ジンバブエ政府は、急遽バスを用意してダーバンで避難している人たちを帰国させたようですが、出稼ぎの人口も把握できておらず、おそらく不法滞在している人も少なくない中で、なかなか難航しているようです。


South Africa: Tough Homecoming for Zimbabwean Migrants Fleeing Xenophobia

数年前まで崩壊状態だった経済も回復しているとはいえ、まだまだ仕事に就けないひとも多い中、帰国したくないひともたくさんいることでしょう。


推定150万人ものジンバブエ人が南アフリカにいるとされているようですが、実際はどうだかわかりませんものの、ジンバブエ人の多さはよくわかります。

南アフリカに不法入国して結局つかまり強制的に送り返されてくるジンバブエ人の若者たちにインタビューしたことがありましたが、たぶん彼らはまた南アフリカに行くことになるんだろうなぁと感じました。

問題は、とても複雑です。

南アフリカ:移民排斥…7人死亡、5000人が家失う


日本語のブログ記事で印象的なものがあったのでリンクを貼ります。

ゼノフォビア殺人 被害者も加害者もどん底の生活


深刻な移民排斥の暴力の背景には、複雑な格差の構造があるのがわかります。


非常に興味深いのは、後半の南アのケーブルテレビ番組のことです。

Rich Kidsというらしい。
富裕層の若者にフォーカスしている何とも刺激的なものです。

こんなの顔出しで放送したら一発で犯罪のターゲットになるんじゃないだろうか…。


↓↓↓この番宣が非常に刺激的です・・・。




何やら色々考えさせられます。




南アフリカ社会も、わたしたちの国とは違う意味でまだまだたくさんの課題がありそうです。

これ以上、殺されないでほしい。


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