ナイロビ市内で、調査活動をしております。今、10日目。

ケニアのビジネス環境。

製造業もけっこう活発で、大規模な工場から「ジュアカリ」と呼ばれるインフォーマルセクターまで層は厚いのだけれど、ポテンシャルと課題の両方の側面が興味深く、日本企業のビジネス拡大のチャンスは大いにあると思う。

例えばなんだけれど、ある特定の農産物が農業豊かなケニアでたくさんたくさん採れたとしても、生産・収穫・加工・輸送・保存(保冷)・パッケージング(輸送用と消費者向け)のどれかが欠けるまたは不十分であることで、十分にマーケットに届けられていない、というパターンなど。
だから加工品を輸入しているというような。


ODAだけの話ではなく、ビジネスチャンスってたくさんあるのだなとつくづく。
でも、そこへいきつくまでの壁って、じつはほんの小さなものでもある。
乗り越えなきゃ行けないモノは厚いのだけれど、発想はシンプルなのだと思う。


ただ、何かが「欠けている」とか「ない」という出発点じゃなくて、何かを少し足せば大きく変わるんじゃないかというプラスの発想や好奇心がある方が、ビジネスって推進力が強くなるんじゃないだろうか。


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こんな高架道路もあるのだなぁ。

昨年、イーストゲートという大きなショッピングモールでテロがあってたくさんのひとが亡くなったけれど、また新たな巨大ショッピングモールが建設されているとのこと。



ハラレとナイロビは気候や雰囲気が少し似ているけれど、もちろん違う。


ナイロビはダイナミックだ。

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少し遠出。


大農場と、永遠に続くかのような水田地帯と、小規模の生産工場をみた。

日本の水田みたいな風景と、アフリカの典型的な幹線道路沿いの街とも集落ともつかないエリアが重なると不思議な感じがした。


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日本企業のアフリカビジネスのチャンスを模索しているのだけれど、実際に多くのひとの話を聞いてみると、マッチングできそうなポテンシャルは本当に無限にある。


あとは、どうやってひとつひとつの課題に取り組んでいくかなのだな。


アフリカビジネスを考えているけれど踏み出せていない日本企業に役立ちそうな、体系的なものを提供できるといいかなと思う。



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↑おまけ。ナイロビ大学にて。

ガンジーにちなんでニエレレ大統領(タンザニア初代大統領)により名付けられた建物だそうだ。
ちなみにニエレレ大統領は、スコットランドのエディンバラ大学に留学されていて、エディンバラ大学にも記念碑があるのであります。
わたくしエディンバラ大学Center of African Studies修士修了生でして、大統領はわたくしの大先輩(恐れ多いわ!)に当たるのであります
ふふ。



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