もうあれからひと月以上経ってしまったのだけれど、ブルキナファソへいくトランジットのイスタンブールでのこと。

facebookでも書いたのだけれど、とても印象深いすてきな夜だった。


アフリカ便の乗り継ぎが悪いため、一度トルコに入国して一泊するので、トルコ航空が用意してくれるホテルを待つために窓口へ。

手続きを済ませ、他のホテル待ちの人たちがたくさん座って待っているスタバに行くと、何故かそこに知った顔が。

Uさんは、NGOやJの仕事などで色々とご一緒したことのあるアフリカ関係の先輩姉さん。(それも、ディープな)

ちょうど、セネガルから短期滞在中のカナダへ戻るところだったらしい。

最初はあまりの偶然に目を疑ってしまったけど、(だって、ちっともルートが重なっていないのに、こんな初めての国で偶然会うなんて!)お互いびっくりしながらも、久しぶりの再会にうれしくなり、初めて行くブルキナファソのことを色々と教えてもらった。
Uさんは最近までブルキナファソに滞在していたため。


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その日の夜は、おしゃれな高級レストラン…ではもちろんなく、庶民的で美味しそうな食堂へ。
ふたりともトルコは初めて。


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うつくしいランプのひかり、オープンテラスのレストランが賑やかにつらなり、美味しいシーフードやケバブがたくさん。


ほんとうに食の豊かな国、トルコ。


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そして、たくさんのおじさん生演奏バンドが、店を渡り歩いてくるのです。

その演奏の素晴らしいこと!


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あちこちの店から聴こえてくるトルコ音楽。

きいたことのあるリズムや楽器の音が目の前で鳴っているって、本当に心動かされます。


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そして。

わたくしも音楽を愛するベリーダンサーの端くれ。

魂と血がうずいて仕方なく、おじさんに乗せられて、やっぱり踊りました。(分不相応にてすみません)

踊りはまだまだ未熟者でございますが、その楽しいこと!

そして、バンドのおじさんたちや周りのお客さんたちの大盛り上がりなこと!

どんどんあがっていくリズムの高揚感。


とはいえ、知らないリズムも多くて、生演奏でドラムのひととあわせて作っていくのって本当に難しい。修行がたりませんね。



それでもほんとに楽しい!

いい経験させていただきました。



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結局、Tシャツにジーンズで腰に普通のスカーフをまいて汗だくになりながら、ショー一本分くらいの時間を踊りました。

やがて盛り上がったおじさんたちも踊りだし、お店には観客が増え、最後にはマネージャーが挨拶にきて、わたしの踊りをべた褒めする始末。



トルコ、やさしい(T_T)

そして、生演奏ってなんて楽しいんだろう。人間の鼓動や息づかいがそのまま聴こえる音楽の素晴らしさ。
お腹に響く音。


もっともっと、技術も人間性も高めて、すてきな踊りができるようになるよう精進しよう。とおもいました。


素晴らしい経験をさせてもらったイスタンブールの夜。


Uさんは踊るわたしをたくさん撮影していましたが、ショーの写真は非公開!
( ̄(工) ̄)


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ほんとに、心から素晴らしいと思えたすてきな夜でした。


ホテルへの帰り道、ふたりでトルコアイス!

面白いおじさん。
極上のアイス!みょ〜んとのびます。



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わたしの初めてのトルコがうつくしく彩られ、初めての西アフリカへの旅は、素晴らしいオープニングとなりました。


踊りに関しては、いつもいつも未熟な自分を感じて落ち込むことが多いけど、それでも、こうして素晴らしい機会にめぐり合ったときに楽しめるくらいの器にはなったのかな?

もっともっと、たくさんの経験をつみたいですね。


で。

ベリーダンスブログではないので、この話はこの辺で。


あとは、東京でのショーなど、Facebookつながりの方には告知いたしますので、ぜひ遊びにきて一緒に音楽を楽しみましょう。


感謝をこめて。


あふりかくじら