「世界を変える」シリーズ。(!)

マリーとキャロルは、香港と台湾出身。
ハーバード大学のケネディスクールで出会う。

二人の若き起業家は、やがて青海省のヤクの毛を使ったラグジュアリーなニットブランド「Shokay」を立ち上げる。

東京でも新宿伊勢丹などにあるらしい。まだ見ていないけれど、サイトに上がっているものはどれもほんとうに素敵で品質がよさそう。

このブランドの面白いところは、生活の厳しい青海省チベット「族」の人々の数少ないリソースであるヤクに着目して、それを手編みの文化で有名な上海沖の崇明島でニットにするという二つのパートに分かれる構造。

ハーバードを出ているというところがまた、この二人の女子の強みであるんだけれど、結局、よそ者がやってきて「一緒に何かやりましょう」ということには変わりない。

でも、たくさんの困難を乗り越えて、足で稼いで築き上げたものは大きい。

この行動力にはほんとうに学ぶべきところが多いと思う。二十代の若さゆえかもしれないけれど、ハーバードで培った知識だけでなく、ほんとうに心から「これがやりたい」という純粋で強い信念と情熱があるからなんだよね。

ビジネスプランコンテストで優勝したり、最初はヤクの乳を使ったチーズを売ったり、ヤクの毛の素晴らしさについてとことん調べ上げ多くのひとの助けられていく経緯だったり。
品質の良いニット一つに込められたたくさんの物語や、作っている人たちの思いはほんとうにエキサイティングだし、勇気づけられる。

わくわくするような良いストーリーに出会ったと思う。

自分の心のなかで、言い訳のない純粋な熱い信念が、何かを起こすのだよね。

わたしもまたRupurara Moonでやりたいことのアイディアはたくさんあって、それが遅々として進まないのは「通い仕事」のせいにはしたくはないけれど、情熱だけは失わないでいれば、チャンスをどんどんつかんでいくようにしていれば、道は開けていくんだろうなと思った。


アフリカ、行きたいな。

今年は行けなくなっちゃったけど、来年のプランを具体的に立てようと思っている。


4062821362世界を変えるオシゴト 社会起業家になったふたりの女の子の感動物語 (講談社BIZ)
マリー・ソー キャロル・チャウ 林 路美代
講談社 2010-05-26




ところで、西アフリカからまるっきり新しい商品シリーズを仕入れております。

アップされるまでは、もう少しお待ちを。

コットンのバッグ各種、スカーフ、西アフリカのビーズネックレス、などなど…。


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