三日ほど、仙台に行ってきました。

祖母が南仙台のほうに暮らしているため、震災後初めて東北に。祖母に会うのも震災後初めてでした。

Rupurara Moonとして、震災後二年目に際し、何かスタートさせたいと思い模索しているところです。


祖母宅にほど近い名取市の閖上(ゆりあげ)地区を見ました。
あの日、NHKが繰り返し閖上を襲う津波の様子を流していました。
祖母宅まで津波に巻き込まれた可能性があるかもしれないと思うと、ほんとうに無力な自分に苦しくて、ただ職場のTV画面を見つめていました。

身内の命が助かったことは心から感謝しますが、今回、初めて叔父が車で見せてくれたこの地域の様子は本当に衝撃的でした。

あまりにも広い範囲、街があったはずのところに家々の土台を残すのみ。

ところどころに、津波で流された船などが点在します。あり得ない場所に。




言葉にできないような状況に、ただ見つめているしかない。
ところどころに花が手向けてあります。そこに住んでいたと思しい家族が立っていたところも。





ひどい被害を受けた仙石線で、仙台から石巻を往復してみました。

途中、列車ごと線路が流された地区は今でも不通です。
代行バスに揺られ、一番衝撃的だったのは「野蒜」(のびる)あたり。

ものすごい爪痕が残されていて、描写するのもはばかられるショックを受けました。

それでも仙石線は、生活ライン。
たくさんの通勤・通学客を乗せて、さらにはわたしのように外部から訪問してきたと思われるカメラと地図を手にした人たちもちらほら載せて、走ります。

半壊したままの家々、土台しか残されてない建物。
ひしゃげた電柱。





一つずつ、自分にできることをやるというのは、それなりに努力のいること。

Rupurara Moonという仕事を通じて、人々の心と心をつなげ、そして、現実的にも東北の産業振興へ貢献できる方法があるような気がしています。

もう、何度も被災地入りしている身近な人はたくさんいますが、わたしにとっては初めてでした。

やはり、現実を感じることは、何かを成し遂げるために不可欠。
これからも少しずつ、自分の生まれた仙台という街を起点に、かかわっていきたいと思っています。



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