ここ二、三日ほどで、空っぽだったスーパーの棚に生鮮食料品が少しずつ戻ってきている。
とくに肉、野菜など。
レトルト食品や米は相変わらず空っぽ、牛乳もない。卵は少々。
コメ〜。・゚・(ノД`)あうー。

日本の流通網も生産ラインも、もともとよくできているのかもしれない。少しずつ、このような各業界の努力によって、物流や食料品、日用品などは日常レベルに戻されていくだろう。


実はまだ半分くらいしか読んでいないんだけれど、これまでずっと放ってあったんだけど、現時点でのメモ書き



『ランドラッシュ〜激化する世界農地争奪戦』by NHK食料危機取材班 (新潮社)


昨年、NHKスペシャルで放送されたもの(観てない)を書籍化したもの。

(ちなみに、ランドラッシュとは、19世紀のアメリカ・オクラホマで白人たちが入植したことを指す言葉であるようなので、この食料安全保障のための農地獲得作戦について「ランドラッシュ」という言い方をするのは、ゴールドラッシュを連想させるし、何やら変な危機感を醸し出している感じがするので、個人的にはあんまりいただけない。
ネットでみても、これは一般的な使い方ではないみたいですね。だれがつくったの?NHK?)


食料の安全保障を確保するために中国や韓国、インドなどが途上国の農地を買収したりする現状、そこへ乗り遅れている日本への危惧、がうたわれているテーマと思う。

日本の食料自給率の低さとそれによる脆弱性については、多くの議論があるわけだけれど、日本は結局いまいち効果的な海外への農業進出ができていない。

それには国内的な問題(農水省の意向、外交的意図、商社のあり方)がたくさんあるわけなんだけれど。

個人的には、いっとき流行った「新植民地主義批判」をさけるようにしつつも、日本はやはり自国の食料安全保障を海外にもっと向けていかなければならないと感じてる。

今の日本の食卓を見ても、国産のものは割合的に少ないのは明らかだし、国内の農業を守るために自国の食料をリスクにさらしては本末転倒だと思う。

この件は複雑で賛否両論あるところなんだけれども。

NHKの持論ははっきりいってかなり極端な気がするが、間違ってはいないと思う。

石油もないし、土地も限られている小さな島国に、自分たちがまかなえないくらいの人口が住んでいるわけだもの。


そして、いま、日本は非常事態に陥った。


エネルギーも不足、産業も打撃を受ける。

この震災で農業分野への影響がどれくらいかはわからないが、問題は「危機感に煽られた被災地以外のひとたちが買いだめに走った」ということである。
(しかも、「風評」問題まで出てきた!Σ( ̄ロ ̄|||))

こんなに簡単に棚から物がなくなり、まだ復活しない。

長期的にみて、また食料価格の高騰や、大豆(日本人の大豆消費量は世界レベルでみても群を抜いている)が不足した、っていうだけでも、連鎖的に行き詰まり状態に陥らないとは限らない。


そんなことを思った。

そして、アフリカ方面でもまた、農業適地をどんどん各国が狙っている。


さて。

東の端っこにある日本は?


NHKが言うように焦ることはないと思うけれど、着実さとしたたかさは必要だと思う。
これは「外交」であるのだから、戦略的にいかないといけない。


ODAもいっしょですね

こういう問題は、つながっているんだナ。



4103280719ランドラッシュ―激化する世界農地争奪戦
NHK食料危機取材班
新潮社 2010-10

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