最近、ぽつぽつと書いておりましたのですが。

BOPビジネスということばが、ものすごく早く広まってきて、今月22日の日経新聞の記事にも登場するようになったりするにつれ、危惧しています。

BOPビジネスと言う名前のブランド化。

このような考え方って、いままでだってずっとあったんですよ。

真新しいすばらしい「ツール」では全くないと思う。
どんどんことばが先走りしてくると、やがて世間が新しい意味を付け出すんです。

日本社会に、とても多いと思う。スローフードというコンセプトが流行ったときも、ことばだけが先走りしてとんでもない意味に捉えられたりした。日本人はそういう新しいことばを取り入れて流行を作るのが上手い。


それだけに、このBOPビジネスブームはとても怖い。

途上国のたくさんの人々を巻き込むからだ。

また新しい援助合戦や、慈善や寄付の精神と変わらなくなるのではないか。


「社会起業家」にしても同じことだ。

ことばを求めたところで、意味はない。


問われるのは自分自身の行動だからだ。考え方だからだ。
途上国ビジネスに浮かれていて、途上国のことを全く知らないことが際立ってしまう。

わたしだって、アフリカのことなんてほんの少ししか知らないんですよ。

これも、他人の生活に介入する怖さ、があるね。


ひとりごと( -д-)ノ


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