c6ee8ec6.jpg民間のマイクロファイナンスファンドがばしばし登場しそうな予感ですね。

大和証券、マイクロファイナンス債を発行するということです。

以下は、ニュースの引用。



大和証券、世界の貧困対策で新債券

=11月に投資家へ販売☆差替=

 大和証券グループ本社は29日、国内の投資家から資金を募り、世界の貧困削減に役立てる新型の債券を11月から販売すると発表した。投資家は世界銀行グループの国際金融公社(IFC)が発行する債券を購入。IFCは調達資金を開発途上国の貧困層向け無担保小口融資(マイクロファイナンス)に充当する仕組み。同種の債券の販売は、国内では初めてという。

 IFCの債券は豪ドル建てで、200億〜300億円程度を発行する予定。3年物で利回りは4%程度になる見込み。調達資金は途上国の金融機関に融資し、金融機関が小口融資事業を行う。(了)


IFCが途上国のMFに関しても知見を持っているでしょうから、彼らに実際のところはやってもらうというわけですね。
このブログでも何度か書いておりますけど、投資としてのマイクロファイナンスが機能してくれば、それも大きな開発インパクトになりうるということは明白ですね。

でも、大和証券はけっこうこのプランにはマジですね。
マイクロファイナンス特集というページを作られてます。

当然だけれど、やはり「投資」がキーになっているね。
開発屋さんとしては、ここでどのように関与すればよいかというと、まぁいろんな議論がありますけれども。

ただ、金融危機以降、政府の役割を見直そうっていう議論も大きいわけですが、このような形でSRIやCSRみたいな用語が流行し始めますと、かえって「投資」も集められちゃうのでしょうか。

さあ、どうなりますでしょうか。

わたくしは、Kivaでガーナの古着屋の女性に25ドルだけ出してますけど、地道に返していただいているようです。


ところで。こんな本出ているようなので、購入してみました。
マイクロファイナンス―貧困と闘う「驚異の金融」 (中公新書 2021)

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