さて。

昨晩は、原稿仕事一本と調べ物+コメント出しの仕事一本を終え、へろへろでした。書き物系、色々とあわただしいんですけど、仕事をいただけるというのは良いことかなと思いながら。

で、バレンタインデーのDADA(アフリカと日本の開発のための対話プロジェクト)の報告会。


この団体は長年ジンバブエで活動してきて、代表の尾関さんにはほんとうに教わることが多い。
DADAは、マシンゴ近くの村でAZTRECという団体とパートナーを組みながら農業関係、とくに種子の支援をしている。

尾関さんのトークはいつも、ジンバブエの地図を貼り付けるところから始まる。
この地図が大変に興味深いのだ。
降雨量を示してリージョン分けしている図といわゆる白人大農場と黒人の小規模農場等がわかるように色分けされている。
ほんの1%程度の人口の白人が、国土の肥沃な地域を7割方持っていたことがわかる。

この土地問題が、この国の問題の根幹だ。
これを忘れては絶対にいけない。何も、ムガベがいきなり独裁者になって悪事を働いているっていうわけじゃない。そこにはこの国がたどってきた長い歴史がある。


ハイパーインフレが続いて久しいけれど、最近のお話もとてもわかりやすかった。
商店は外貨を使うようになり、ジンバブエドルは毎日価値が下がっていく。つまり、お店にある商品が次の日は倍になったり。

お釣りが無いのもわかる。
あまりに小額紙幣などは、もうきりがないのだ。何十何万何千何百ドル、なんて計算したところで、所詮それは一円に満たなかったりするし。

わたしがいたとき(2007年)だって、もうそうだったから。
釣銭、ちゃんと計算しないで丸めてもらってた。

尾関さんの話だと、ちょうど飴玉だとか小額商品をもらってぴったりにする!などしていることもあるそうだ。都市部の話。

つい先日、ジンバブエドルの12桁を切り落としたジンバブエ。
これまでの合計で25桁切り落としていることになる。ここ2〜3年だけのことだ。


今回の報告会には46名の方が来ていたとのこと。

ジンバブエに関心あるひとがずいぶん増えているんだと思う。


もっともっと、「つながるジンバブエ」を実現したい。ほんとうにうつくしい国なんです、ってことを伝えたい。


あふりかくじらは、そんなことを思っているわけです。
これからもおつきあいくださいね。


おまけ★

ジンバブエでよく呑んでたビール。
ボリンジャー!

bohlingers










おまけ★その2

頂戴してしまったフラワーティ。
これはジンバブエ産ではなくてシンガポールのお土産らしい。
とがった心も、まぁるくオトメな気持ちになれるかしら。

flowertea











↓ぽちっとなをありがとうです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アフリカ情報へ   

日比谷花壇 フラワーギフト 母の日

THE BODY SHOP



メールマガジン『あふりかくじらの自由時間』『あふりかくじらの自由時間』メールマガジン

あふりかくじらブックシェルフ←オススメ本、集めてみました。


→ asahi.com『モザイクアフリカ』にコラム連載中!