311040c4.jpgしばらく書き出せないままに、どんどん言葉がたまっていく。
パンクしそうなくらい(☆゚∀゚)

このところ、心が動かされるようなこと、染み入るような芸術、ひとの温かさ、愛情、そしてアドレナリン爆発の仕事関係(非通い仕事)などいろいろあって、人間関係の広がりもあって、なんというか、感謝して生きようって感じかも。


エンピツ(あふりかくじらノート)にも書いたけれど、連休は一泊で大阪へ。
もちろん、某有名ベリーダンサー・ジリーナのワークショップを受けるため。すごく貴重な体験。
すばらしい旅でした。

技術が圧倒的なのはもちろん、彼女の内面からあふれ出るパワーがすばらしかった。
何だか、魂というかソウルというか、人間性とアートのカタマリみたいなものが身体の真ん中のおへそあたりにあって、そこから手足が伸びている感じ。

わたしはそういうものを、今の師匠にも感じるし、大好きなアマル・ガマルにも感じる。でもそれはすべて、違う「魂のカタマリ」である。違う色をしている。違う光を放っている。

振り付けも細かくてレベルは高かったけれど、何よりもすばらしかったのは彼女の
「愛情」みたいなものだと思う。
ダンスへの愛情、生きることへの開いた心、健康に恵まれた自分に感謝する心。
そして、ベリーダンスのルーツへのリスペクト。

そういうすべてのものが内面からにじみ出る彼女は、ほんとうに魅力的なひとだった。そして、そういうものをたくさん伝授してもらった。
愛は分け与えて、そして伝えられ、増えていくものだと思う。

曲は、『Pharonic Odyssey』というとてもドラマチックなものだった。

3時間のハードなワークショップの最後に、彼女は皆を床に座らせると、曲をかけた。
「目を閉じて、心にイメージを思い浮かべてください。ことばでも、絵でもなんでもいい。思ったことを紙に書いてみてください」


何故だろう。
すごくドラマチックなこの曲、もちろんアラビアンなアレンジがしてあるのだけれど、それでもわたしはなぜか、モノモタパ王国とグレートジンバブエを思い描いていた。

目を閉じると、グレートジンバブエを訪れたときの感覚が、鮮やかによみがえった。

あの場所を訪れたとき、強烈に感じた歴史の流れや、そこに遥か古のときを生きたひとたちの息吹が感じられるようなそんな感覚。ぜったいに何かの「気」がたまっていることは確信していたし、わたしはそれを受け止めて心のなかにしまった。
壁をそっと触ってみた。

あんまり詳しいことは書かないけど。


でも、アートは何か通じるものがあると思う。
わたしにとって、ジリーナの曲は古のジンバブエであり、それから白人が入植してきた時代のたくさん血が流れた戦いの時代であり、そして、政治経済的な混乱の中でコレラが流行して死んでいく人々のことであった。

心のなかからあふれ出る映像は、わたしだけのもの。

それを投影するダンスも、わたしだけのもの。

月夜のダンスについて、エンピツに書いたけれど、そんなようなもの。


大切なことを教えてくれた、すばらしく魅力的なダンサーでした。


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