これ読みました。

毎日の記者の方が書かれたコラム

この方、お目にかかったことはないけれど、ヨハネスブルグからいつもジンバブエ関連の記事を書かれているのでお名前はよく知っている。


なるほど。

一方的な見方にならないように配慮されたことも、ジンバブエ入りしてよく見たことも、英国の植民地主義が現在のジンバブエの政治経済の混乱に少なからず影響を与えているということも良く書かれているみたい。

記者のひとってすごいね。

確かに、ムガベは「圧政」といえる。
ひともたくさん死んでる。
政府は腐っている。私だって、交通事故の後は腐った警察に一年以上付きまとわれ、直接ひどい目にあった。(この話、象徴的なのだ。ここには書かないけど)
アサヒコムのコラムにも書かせていただいたけれど(『圧政下の記者クラブ シリーズ・ジンバブエ(1)』)、わたしの周囲のひとや身近な友人も恐ろしい目にあっている。それも何年もの間、こういうのが続いているわけだ。


ムガベは速攻やめるべき、という意見ももっともだと思う。

だけどちょっと待って。
ムガベは独立のヒーローだった。
そして「英国」は植民地政府だけではない。多国籍企業の利権、援助というコマ、経済制裁。そういうものが複雑に絡んでいる。


もう少し。
もう少し深く見てもらうことはできないだろうか。

でも、現在の悪い状況を声高に訴える。こういうのがジャーナリストの役割なのかな。

だとしたら、わたしはジャーナリストにはなれそうもない。

感想。


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asahi.comにコラムが掲載されました。

→ 『圧政下の記者クラブ シリーズ・ジンバブエ(1)』

→ 『ジンバブエ・ムトコ地方の小さな村で』

→ 『ジンバブエ、人々の集う教会の風景』