刻々と、刻々と。

ムガベ大統領とチャンギライが対話のための「覚書」(Memorandum of Understanding)に署名をしたという報道があります。

Zimbabwe: Mugabe, Tsvangirai Shake Hands on Deal

対話のための段階的準備です。
ただ、このタイトルにShake handsとありますけれども、ほんとうのところはそうじゃないんだろうな。結局は、その後、統一政権(Unity)をうたう与党側と、それを受け入れていない野党側の対立には変わらないから。
ある程度、この対話のための努力をしてくれている南アのムベキ大統領とAUなどに配慮しているところもあるのかもしれないけれど、油断はできない状態には変わりないです。
ともかくも、暴力を伴う激しい対立は死者さえ出しているわけで、この事実を認めない限り解決には至らないでしょう。

また、対話の「場所」について「南ア」とかかれていますね。「政府」的な発想です。
市民社会から不満の声があがっているようです。ジンバブエ人を対話にちゃんと巻き込まないということになるという懸念の声です。


一方で、ムガベは欧米系の企業を買収して、中国など「フレンドリー」な国に譲るという、またしても「暴挙」(案)を出しています。

Zimbabwe: Mugabe Threatens to Grab 'Western' Firms

やれやれ。
また同じような強引な政策の繰り返しですか。まぁ、実現はしないのでしょうけれど。(詳しくは記事を見て)

それにしても、どれだけたくさんの欧米系の企業がジンバブエから利益を得ているかがよくわかりますね、このニュース。

やっぱり、ムガベだけを悪者にしてたんじゃ、埒があかないね。


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