73a775a2.jpg政府が、食料品などの販売価格を半分にしろという命令をくだそうとしている。(記事参照)

どうも、「価格の歪曲」は違法なレジーム・チェンジ(=ムガベの退任)のシナリオを目論んでいるものたちの策略なのだそうで、政府はそれをよーく承知しているのだそうだ。そして、経済の悪化は一部の政府高官のみを対象にした経済制裁のせいなのであり、そのような悪の策略には屈しないそうだ。

記事によると、対象は砂糖・メイズ・パン等。
これでまた、製造業者が販売しなくなるため、深刻なパン不足がおきるであろう。店の前にびっくりするような行列ができたり、パンの価格が不当に高いなどとして逮捕されたりするお店の経営者が出てきたりするのだろう。

保健大臣は、国内の保健医療事情が非常に悪化しているのは、欧米による「違法な経済制裁」の制裁であると述べている。経済制裁に違法も何もあったものではないし、第一、政府の高官を対象にしている資産凍結や渡航禁止の制裁措置が、なぜジンバブエの医療崩壊を招くのかがわからない。ありえないし。

ここ二週間ほどのジンバブエドルの闇レートの下落は驚くべきものがあった。
たった二週間ほどで2〜3倍は落ち、現在は少し反発している。
物価が驚くほど上がった。毎日買い物しているのに、いまいち感覚がつかめなかったりする日もある。インフレはもう、時間単位なのか?
闇レートは一気に1米ドルあたり20万ジンバブエドルまで落ち、その後、13万ジンバブエドルくらいに落ち着いている様子。もちろん公定レートは250ジンバブエドル。


書くの疲れた。今日はここまで。じゃっ。( -д-)ノ

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メルマガ『あふりかくじらの自由時間』【100】にキレネ・ミッションのことを書いた。27日夜9時に配信。(くじらだけに・・・爆)
あれ、100号だけど記念に何かするかな。


ちなみに写真は、キレネ・ミッションの男の子たち。
コンサベーション・クラブ(環境保護)のメンバーだそうで、わたしたちの乗ってきたサファリカー(サファリじゃないけど)を見て話を聴きにきた。
とても経験豊かなわたしのガイド青年(右)は、少年らにいろいろと教えてあげている。とても良い顧問になるんじゃなかろうか。