d1e50214.jpg今日、ちょっとはまってしまったことがあるので、ぜひこのエキサイティングな気持ちを誰かとわかちあいたいと思う。


某北欧国在住の友人がお知らせしてくださった同国(瑞典)の記事。
"Zimbabwe allt närmare kollaps"Svenska Dagbladet紙。
スウェーデン語なのでよくわかりませんでしたが、ある方のご協力をいただいて読解したところによりますと、どうやらハイパーインフレ1,281%に到達したことに始まり、「ジンバブエの崩壊近し!」という内容とのこと。
しかもよく見ると、Diktatorn Robert Mugabeとある。
こ、こ、これは、Dictatorのこと?独裁者


調子こいて、別のも探してみました。

"Leder: Hvorfor?"
I EN UGE, da man har drøftet, om Saddam Hussein fik en værdig død, har nye tusinder mistet livet i Zimbabwe.
Jyllands-Posten紙。
デンマークの新聞です。
デンマーク語でわかりませんが、サダム・フセインに絡めてロバート・ムガベの名が出ているということはやはりキーワードは「独裁者」でしょう。
このような論調は、とくにジンバブエ国内の新聞には見られなかったけど。

おまけにもうひとつ。

"Mengistu funnet skyldig i folkemord"aftenposten紙。
ノルウェイ。
これは、エチオピアの前軍事政権指導者メンギスツが終身刑を受けたが、彼は1991年からジンバブエに亡命しており、ジンバブエ政府は彼をエチオピアに引き渡さない、といった内容であるはずです。
辛口コメントついてないかな。

いろんな国の新聞をみると、いろんな論調があって興味深い。
そして、ノルウェイやスウェーデンなどは、この国に非常に大きなODAを落としているわけで、それでも強硬なジンバブエ政府の態度(中国やイランと親しく付き合ったり、統制経済を行ったり、メディア規制をしたり、インフォーマル市場をつぶしたり、etc....)に関しても、辛らつなことばを投げかけるようになる。
欧米批判を繰り返すジンバブエ。
北欧諸国にしても、自国民に対してこのようなジンバブエの状況をある程度はっきり伝えておく必要があるのだろう。巨額のODAの説明責任もある。

また最近、ジンバブエ政府プロパガンダ紙は『バス会社が運賃を違法に上げた!』といった論調の記事があった。なんだその「違法」って…。ときどき胸が悪くなるのです。


嗚呼、陣馬笛。

ますます独りぼっちですよ…。