少しことが進んで、でも何の解決にもなっていないけれど、すくなくとも月曜日時点よりは落ち着いた。
何人かに話をした。直接利害関係のないひとたち、そして話をきちんとその重さのまま受け止めてくれるひとたちに。

誰も他人の人生の問題は解決できない。

ただこれが、殺人とか、逆恨みとか、わたし自身に対する暴力とかにつながらないようにしなくてはならない。そのためには、冷静に、ほんとうに慎重に対処しなければならない。明らかに、危険にさらされている誰かはいるし、わたし自身もよほど気をつけないと危ない。

そして、真実をつきとめなければいけない。


でも、わたしのこころはやっぱり傷ついた。
何年かのあいだ信じていたことが、裏切られた。それが嘘偽りのかたまりであったなんて、にわかには信じられない。でも、真実をつきとめなければいけないという気持ちになれたわたしは、以前より少し強くなったのかもしれない。

信頼。そして裏切り。

これがどれだけひとのこころを傷つけるかということを知った。
その分だけ、わたしはこのことに向き合わなくてはならない。ひとつひとつの真実を手に取り、選別し、正しいところまで導かなくてはならない。信じていた分、傷ついた分、ほんとうに真剣に、わたしはその作業をしようと思う。
そして辛い選択も、しなくてはならないと思う。わたしだけのためではなく、同じように信じてきた人たちのためにも。


でも、深いところまで関わっては、おそらくいけない。
わたしは、他人の人生に関わることはできない。

そして、誰も助けることなどできない。