e730e7bf.jpg道にしきつめられた紫色のジャカランダの花が、なんともいえずアフリカっぽさを出している。車に降ってくるジャカランダの花が豪快で、なんだかうれしくなる。アフリカ都市部のにおい。

今日、いくつかのことがあってなんだかくたびれた。

ひとつは、誰かがこの国を去ったこと。
こういう淋しさにも慣れてしまったなぁ。

もうひとつは、レジナルドの妹のこと。
とっても具合が悪くて病院に運ばれたらしい。ある専門医のブラワヨまで。彼女の具体的な症状をきかされていなくて、レジナルドがちょっと心配で心配で取り乱していた。あまり力になれないのが悔しい。
ともかく、ブラワヨまでの若干の交通費や医療費を貸す。友人間でお金のやり取りは子どものころから大嫌いなのだけれど、こればっかりは仕方がない。彼の連絡待ち。
場合によってはブラワヨまで迎えに行くべきかも。

政府がすべての海外送金機関を廃止したらしい。
つまり、外国に散らばっているジンバブエ人ディアスポラが送金をしてきて、それが闇市場に流れていくという状態を打破しようということ。
なぜ闇市場に流れていくのか、そこのところを何とかしなければ状況は何も変わらないのに、政府は抑圧をし、価格統制をし、締め付けを厳しくしながらこの国の経済を益々窮地に追い込んでいく。それを指摘する欧米は悪者呼ばわり。
これを打開するのは、市民の力なのではないかと思う。

今日は草臥れた。
体調もよくないし、眠るとする。