
教会でイースターを前にして大きなイベントがあり、その地域の人々が集まっては合唱をするというもの。
非黒人はだれもおらず、わたしだけで、例によって大勢の人の中でわたしはダントツ目立った。
きれいな歌声、一生懸命合わせた衣装。
子どもたち、大人たち。
野外の大きな鍋にはサザや牛の関節を煮込んだスープ。
ショナ語で注文して、手で食べた。
子どもたちがとりかこんで、珍しそうにはしゃぐ。
ティーンエイジャーの男の子たちが、ちょっと恥ずかしそうに、でも面白がって声をかけてくる。見慣れない外国人。
このコミュニティにやってくる外国人はとても少ないのだろう。
いわゆるタウンシップであり、雑としたちいさな家々がひしめき合い、貧しい人が多い。
この、ハラレという都会に暮らすとき、このような場所を見ずして何がアフリカ研究者だろう。
(外交官はもちろん来ない)
楽な暮らしではない。
近年の、経済の悪化。
それでも、ちいさな家々と生き生きとした人々から、わたしは「Life」ということばを感じた。
すてきな経験を、うれしく思う。
コメント
コメント一覧
あたたかさがふくふくと染み出てくる
ような気がします。
ハイデンシティのコミュニティでの出来
事も丁寧に、イマジネーションを伴って
伝えてくれる。
いいな。
ーそう、思います。
ありがとうございます。
ふくふく、っていいな。うれしいですね。
いい加減に生きていると、いい加減なものしか身に付かない。
あふりかくじらさんのように、真剣に取り組む事ができる人だけが、本物の人間になっていけるのですよね。
アフリカのために全身全力でぶつかってくれてありがとう。
遠い日本から応援しています。
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さんログアウト
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